経験に基づく投資の話 その⑭ アクティブ投信を点検する(筆者の確定拠出年金は100%、キャピタル世界株式ファンドで運用中)

先日、テレビ東京のモーニンブサテライトで三菱UFJモルガンスタンレー証券の藤戸則広さんが「アクティブ投信が(インデックス投信に比べ)優位の時代が来たのではないか」と語ってました。

禿同(古いですよね、2000年ごろの言葉です)とは言うものの、筆者ヘンデルは以前からお伝えしている通り、アクティブが勝って当たり前なのであって、勝つアクティブ投信を選ぶ投資家のリテラシーこそ、あるべきだ、と思っているのです。

早速結論をご覧いただきます。3年間という短期間ですけれど、世界株式運用(米国単独を除く)で、海外運用会社の投信で比べました。いずれも為替ヘッジなしです。

この表は、筆者ヘンデル個人のまとめです。ご利用の際はご自身でもご検証ください。

世界を代表するファンドの運用です。組入銘柄をご覧ください。アムンディ・ワールドバリューは、ずっとGOLDに注力してきました。「負けない」ための彼らの信念なのでしょう。今、その効果が出ています。

フィデリティ世界割安はメチャクチャ個別重視です。知らない会社ばっか上位にいます。フィデリティの個別株発掘は、昔から凄い能力があると思っています。とにかく「割安」にこだわって、ムッチャ個性的です。

その中で王道と思えるのがキャピタル世界株式ファンドです。日本で募集したお金を、ほぼ100%投資する米国New Perspective Fundの残高は15兆7000億円です。世界中で信頼されているから、この残高になるのだと思っています。

そしてこれらは3年という短期で見ても、1年で見てもインデックスに引けを取らない、または大幅に勝つ運用となっています。

ほんのここ数年は(年金運用として考えるには、数年だって「短期」です)、GAFAMだのFATMAN-Gと呼ばれた数銘柄がもの凄い上昇となりました。たとえばAAPLは時価増額が3兆ドルを突破、東証全部の時価総額の半分に迫りました。そんなことですから、時価総額が大きい順に加重平均するS&P500 指数やNASDAQ指数(インデックス)は、ほんの数銘柄の急上昇によって、大きな上昇となったのです。

だからといって、少なくとも数千億円、多ければ10数兆円のお金を預かる世界のアクティブ投信のファンドマネージャーが、数銘柄だけを集中保有・運用するなんてことはできません。結果、「アクティブ運用はインデックスに勝てない」という、多分日本だけの神話が形成されたのだと思います。日本の投資家は短期の成果を求める人が多いですから。

しかし去年、米国金利上昇を背景に、GAFAMを含む高PER銘柄が売られました。(その辺は、2000年当時となぞらえて本ブログ「経験に基づく投資の話 その④」に記しています)

金利上昇は米地銀の破綻をもたらしました。今年3月、シルバーゲート・キャピタル破綻・清算に始まり、シリコンバレーバンクの取付け騒ぎ、シグネチャーバンクも続きました。(本ブログ「経験に基づく投資の話 その⑨」をご参照ください)

話は戻って、藤戸さんの「アクティブ優位ではないか」の根拠として「地銀破綻以降、投資家はリスクにナーバスになってきた」としています。KBW米地銀株指数が急落し、その後もズルズル下がる一方、一旦下がったJPモルガン(世界最大の銀行)の株価は戻っているチャートを示しました。地銀から逃げ出した預金がJPMに逃げ込んでいる、という解説でした。

これは指数はダメだけど、個別は良いですよ、という状態です。藤戸さんのおっしゃる通り、アクティブ投信の出番です。

さらにフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)は横ばいで、QCOM(通信用半導体)は下落しているけれど、NVDA(AI用半導体)は年初からちょうど2倍の値上がり(まだ2021年高値には及びませんけど)であることを紹介されました。

また、エルメスと米高級化粧品株価を比較していらっしゃいました。チャイニーズがリベンジ消費で、何百万円というバッグを買っているのだそうです。

ここ数年はしんどかったアクティブ投信のファンドマネージャーですが、金利が下がりそうで下がらない、景気が悪くなりそうで悪くならない、なんて複雑怪奇な現在のファンダメンタルズのもと、個別企業の評価ができる能力が活かせる環境といえるでしょう。

※このページに書かれた数値、内容等については、筆者ヘンデルの調べであり、意見です。記載する内容は出来るだけ正確なソースに基づくよう心掛けていますが、未確認の内容を含む場合があります。ここに記載された情報を参考に金融商品などの投資を行った場合、その結果は自己責任です。

くにたち市民オーケストラ 第45回ファミリーコンサート ベト7第2楽章インスパイア

4月23日府中の森芸術劇場に行ってきました。コロナ禍になってから3年間、ホールはお預けにしてました。 友人がステージに乗るというので行ってみることにしました。トラ(エキストラ)なのか、団員になったのかは聞きそびれました。

府中の森芸術劇場どりーむホールは結構な大箱で、定員2000人です。それが入場無料。ファミリーコンサートというくらいでして、「3歳以下のお子さまの入場はご遠慮ください」・・ということは幼稚園からOKということです。

こりゃ覚悟がいるなと思いつつ、友人の出るコンサートだし、折角の機会と思い、出かけました。

プログラムは、アタマがチャイコフスキーのイタリア奇想曲、サブメインがリムスキー・コルサコフのスペイン奇想曲、メインがベートーヴェン交響曲第7番、という華やかな(賑やかな)曲目集です。

大箱でしたが、コロナ禍終息は未だしの中、適度な空席は助かりました。ただ、左にイッコ空けたお隣がおチビさんで、ちょっと参りました。しかし、休憩でお帰りになり、というかホール全体でも休憩の間に、そろってチビちゃんたちがいなくなり、ちょっとした張り詰めた、というほどではないにせよ、ピッと緊張感のある空気になりました。

ベートーヴェンの7番です。prestoの第3楽章から熱狂の第4楽章がお好きな人もいらっしゃるでしょうけれど、「なんたって第2楽章だ!」という人は多いでしょう。筆者ヘンデルもです。

「永遠のアレグレット」と呼んだのはワーグナーだそうです。楽章を通じて、単調なリズムを貫き、変奏部に入ってもセロとコントラバスは同じリズムを刻みます。それに繰り返される主題とオブリガードが絡みます。心に浸み込むような、抱きしめたくなる旋律と和声が展開されます。 でも、スコア(総譜)をみるとムッチャ、シンプルです。ffでは「タン、タ、タ、タン、ターン」のリズムが体に叩きつけられます。筆者ヘンデルはこの単純の美とでも言いましょうか、これがベートーヴェンの神髄だと思っています。

汚い色の塗り方で申し訳ありませんが、中段から下、ホルン2本、トランペット2本、ティンパニ、1stバイオリン、2ndバイオリン、ビオラ、セロ、コントラバスまでが全く同じリズムを叩きつけてくるのです。前の方の「抱きしめたい」からうって変わって「もう参ったよ、降参だから!」って思います。

さて、今日はベト7の「永遠のアレグレット」にならぶ、美しい曲を考えてみました。

アレグレットつながりでいくと、ポコ・アレグレットですけれど、ブラームス押しの筆者ですから、まずブラ3(ブラームス交響曲第3番)の第3楽章です。セロとバイオリンが奏でる主題が、不安定なリズムなんです。音楽学としてなんと解説されるか素人にはわかりませんが、そのメロディーに哀愁を感じてしまいます。

明るいロマンチックでたまらん、というのはドボ8(ドボルジャーク交響曲第8番)の第3楽章、アレグレット・グラツィオーソ(優美に)です。この踊るような、でも胸を締め付けるような旋律はたまらんです。

美しい、ということならチャイ5(チャイコフスキー交響曲第5番)の第2楽章です。チャイコの特徴、超々甘美な旋律がホルンによって奏でられます。ご存じでしょうか、チャイ5の2楽章はアンダンテ・カンタービレ(歌うように)なんです。

チャイコのアンダンテ・カンタービレと言えば、これは条件反射で弦楽四重奏曲第1番の2楽章、通称アンダンテ・カンタービレなのですが、筆者には交響曲5番の2楽章がド真ん中なのです。

アンダンテ・カンタービレつながりでいけばラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」第18変奏がアンダンテ・カンタービレですし、後半難曲になりますけれど、メンデルスゾーンのアンダンテ・カンタービレとプレストアジタート 変ロ長調もたまらんです。

さらに「美しい」をついでに。あくまで筆者ヘンデルの好みですけど、もうちょっと。

ラベルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」は外せないでしょう。

マスネーのオペラ「タイス」の間奏曲、いわゆる「タイスの瞑想曲」は アンコールの定番ですね。

本日のお話のトリを務めますのは、マスカーニ の「カバレリア・ルスティカーナより間奏曲」です。1幕物のオペラで、舞台転換の時に演奏されます。これが、凄いんです。戦争に行っている間に間男されて、帰ってきて、そいつとこれから決闘だ、という場面で流れます。これから凄惨な場面が待っているのですが、それとは真反対な、青白く透き通ったような美しい旋律が、胸を締め付けます。

クラシックファンの皆様、お一人おひとりに好みはございましょう。ベト7第2楽章にインスパイアされて、筆者ヘンデルが頭に浮かぶのはこんなところです。

5月4日 南町田から境川河口の江の島まで歩きました。去年は境川を源流から河口までを3日に分けて歩いたのでした。

年に1度、ゴールデンウィークの3連休を使って、ロングマーチ(と筆者は呼んでいます)を行っています。今年は4回目になります。筆者ヘンデルは歩くのは好きなのですが、いつも音楽を聴きながら歩きます。音楽がないと、散歩もすることができません。

初回は、境川沿いにこだわって、遊歩道を歩きました。途中の道標には「江の島まで30km」と表示があったのですが、実は遊歩道沿いにはコンビニがありません。これはトイレが無い、という事と同じ意味です。行程は30kmを超えますから7~8時間勝負です。1日に何回かはお世話になります。お昼だって食べなくちゃなりません。

遊歩道からコンビニの距離が1km以上ある場合もあり(多くは)、それに川は曲がりくねっているので、初回はGoogle Fitによれば39km歩きました。境川河口にはたどり着きまして、目標は達したのですが、そこに見えている江の島まで渡る(渡って戻ってくる)気力が残っていませんでした。

それに懲りまして、2回目からは国道467号線(藤沢街道)を歩きました。コンビニはあるし、道は比較真っすぐだし。 すると、江の島に渡っても28kmほどでした。

今回は9時40分にノコノコ出発しました。南町田の拙宅からほんの数分で横浜市瀬谷区に入ります。左の高架は246です。さらに数分で神奈川県大和市です。藤沢方向の道標が出てきました。

その後、江の島までの距離が表示されます。この辺からイヤホンを取り出しまして音楽を聴き始めました。例年の経験で、スタートからワイヤレスイヤホンを使うと、バッテリーが1日もたないんです。7時間勝負ですから。かといって、コード付きを使うのは煩わしいんです。まずは「湘南乃風シングルベスト」の12曲から始めました。これから湘南に向かうので。

藤沢市に入りました。道標も「藤沢市街」に変わりました。

着々残距離が減っていきます。この辺りから、音楽をシベリウスの交響曲全集に変えました。第1番から始めました。去年はチャイコフスキーを1番から6番まで、マンフレッド付きで全曲聴いたのでした。

午後2時になり、お昼にしました。善行の「そば処名古屋」です。去年もこの店を利用しましたが、席まで同じでした。結構な偶然です。ゴールデンウィークで混んでいるのに。

源義経を祀る白旗神社と義経・弁慶像です。人出は、去年よりも相当賑やかでした。

今年の発見。伝 義経首洗井戸です。平泉から鎌倉に送られてきた義経の首は、頸対面の後、片瀬の浜に捨てられたそうです。それが 潮にのって境川をさかのぼり、白旗神社近くで里人がすくいあげて、この井戸で洗い清めたのだそうです。

「歩く」とこうした発見、出会いがあるのです。

江の島はもうすぐです。鎌倉まで2kmということで、江の島って昔、鎌倉だったんだよね~、と古いことを思い出しました。 右は藤沢市消防署本町出張所の消防車です。なんともオサレなナンバーです。こんな遊び心はいい感じだと思います。とても。

境川河口付近では桜が植えられていて、そのサクランボの多さに驚きました。サクランボができる品種、何でしょうか。右は到着のアカシです。オッサンですね。。

蕎麦屋さんで去年と同じ席は「あ、そう」程度でしたが、江の島に渡って大混雑のなか、右手のベンチで空いてるところに「やれやれ、どっこいしょ」と腰を降ろしたところがなんと、去年と同じ場所でした。これってなんか、偶然にしても出来すぎ、と思った次第です。

帰りに江の島から小田急江ノ島駅まで歩いた歩数と、南町田グランベリーパーク駅から拙宅までの歩数が加わって、43,796歩、30.9kmでした。

実は去年、境川を源流から河口まで、52kmを3日に分けて歩いたのです。1日は拙宅から河口まで、2日目は拙宅からJR線相原駅まで、3日目は相原駅から源流までの往復(これが結構な山登り)でした。当然山の中でして、四方八方からウグイスの鳴き声が聞こえました。これはクルマでブーッと行っちゃうと絶対聞こえません。下の画像はウグイスの鳴き声が、12秒のうちに2回聞こえます。

源流には看板が出てました。

このプチ冒険、体力が続く限り、続けます。

チェリビダッケのベートーヴェン、ブラームスの交響曲を紹介します。

先日、高校時代の友人LINEグループで、このリンクが貼られました。

チェリビダッケのベートーヴェンの交響曲第9番合唱付きの第4楽章です。非常に独創的な演奏です。それに、この写真は筆者ヘンデルの知るチェリの様子とはだいぶ違います。けど髪の毛を振り乱しているのは置いといて、顔の造作は確かにチェリのようです。

第九については本ブログ1月15日でも取り上げました。今日はチェリビダッケについて語りたいと思います。

チェリって最近はTUBEのおかげもあってでしょうけれど、一般でもよく聞く名前になっているようです。でもちょっと前(ちょっとと言っても30~40年前・・)はコアなクラシックファン以外には、なかなか知られていなかったのではないでしょうか。

なにせ録音嫌いなんです。どこまで本当なのか、筆者は(ネットで調べても)よくわかりません。生前の録音は1枚だけと言う人がいて、それもチャリティ用だ、とおっしゃるブログもありました。モノラル時代の録音は、ある説もありました。

今ある録音は没後発売された、遺族公認の正規盤だそうです。ほとんどがライヴ盤です。それまでは海賊盤しかなく、録音自体ひどいものだったそうです。

録音嫌いの彼の言い分は「音楽はその時の一瞬だ。コンサートホールによって残響時間も違う。複製には価値がない」というものでした。

実は筆者ヘンデルはチェリが初来日した1977年、読売日響を振ったとき、そのホールにいたのでありました。恥ずかしながら、実はその時の曲目を覚えていません。多分ブラームスだと思うのですけれど。(ブラームスファンの筆者のことですから)

いまネットを見ると「遅い」という人が多いようです。筆者ヘンデルは当時、カラヤンよりもカール・ベームに心酔しておりました。そのせいか、チェリを聴いても「遅い」とは感じません。今聴くと、2楽章とか、ひっぱるな~という気はしますけれど。逆にカラヤンは速くて、なんかせわしない気がしているのです。

多分、録音嫌いのチェリに対して、録音大好きのカラヤンが、今の世代にとって聞きなれた「標準」になっていて、一方チェリは「独創的」になったのではないかと思います。 ・・ちなみに今でも筆者ヘンデルにとってはベームが「標準」です。

フルトヴェングラーがナチ協力疑惑で演奏が禁じられた時代、チェリがベルリンフィルを振っていました。フルトヴェングラーが1947年に戻ってきた際、ベルリンフィルはチェリの毒舌、偏屈に辟易としていたそうで、フルヴェンの後はカラヤンが首席指揮者に就任した、という流れでした。

当時、人気はチェリの方が高かったそうですが、一説には彼がルーマニア人だったから降ろされた、とも言われます。 んなこと言ったらカラヤンだってザルツブルク出身のオーストリア人じゃん、と思いますけどね。。

なんともチェリらしい録音を紹介します。アマゾンミュージックのものなので、ワードプレスに埋め込めるかどうか、わかりませんけれど、やってみます。

https://music.amazon.co.jp/albums/B00BK65GOI

昔から、曲が盛り上がってくると「うなり声」が聞こえる、という評判ではありました。この録音は明確にオケと一緒に「唄っている」、または感に堪えず「うなっている」、または本番中にもかかわらず「オケに指示を出している」ことがわかります。

これを含めてチェリなんです。

今さらですが 知った貴重な沖縄のサンゴ礁

先日、自衛隊ヘリコの宮古島での墜落事件がありました。お悔み申し上げます。

古くからの友人(毎年沖縄に一緒に行く友人です)からLINEがありました。「昨日テレビで見ました。墜落したのは、以前に宮古島から橋を渡って、空港の端で車を停めましたが、その目の前ではないでしょうか。とても綺麗な海を見た記憶があります。あの先はそんなに深かったんですね」

多分この光景のことだと思います。 友人の言うとおりでして、すぐそこでも100mの水深だそうです。沖縄の場合、遠浅で、なかなか泳げるところまで行けないところが多いのですけれど。

筆者ヘンデルは全くの素人ですが、調べてみると、どうも落ちたところは裾礁(きょしょう)の先か、島棚(insular shelf)の外だったようです。実はその先には沖縄トラフ(海盆)が口を開けているのでした。

ちなみに宮古島の南側には南西諸島トレンチ(海溝)があります。オマケですけれど、西表(いりおもて)、石垣、宮古から本島に続く琉球海嶺(琉球弧)には、途中に慶良間ギャップがあります。

さてそこでサンゴ礁の成り立ちですけれど、これは「理系地理マスターひろ」さんのブログで「受験地理B短期マスター塾」をご覧ください。https://juken-geography.com/systematic/coral-reef/ です。(勝手に紹介させていただきます。お許しください) 裾礁(きょしょう)、堡礁(ほしょう)、環礁(かんしょう) の違い、さらに世界の分布図が載っています。

まず環礁といえば、ゴジラの故郷ビキニ環礁をすぐ思い出すのはトシのせいでしょうか。あんな綺麗なところで核実験なんて、ざけんじゃねーぞ、と思っております。

堡礁で即、思うのはクレートバリアリーフですね。オーストラリアのほんとにグレートな広さの堡礁(バリアリーフ)です。

裾礁ですが、受験地理B短期マスター塾サイトのサンゴ礁分布地図をご覧いただくと、裾礁は沖縄に集中していることがわかります。 世界には環礁が集中しているところ、堡礁が集中しているところ(グレートバリアリーフ等)があるのですが、裾礁については沖縄が世界の中で圧倒的な密度の高さです。

裾礁とは、中央島のまわりに、海岸からすぐサンゴ礁が存在している状態です。つまり、沖縄近辺は海岸から続くサンゴ礁をシュノーケリングで、ダイビングで、すぐそこで見て、楽しむことができるのです。それが世界的に見ても沖縄に集中しているんです。

なにか、沖縄のサンゴ礁や、サンゴが砕けてできた真っ白な砂浜が愛おしく思えてきました。

慶良間で潜った時の写真で、左は古くからの友人、下は海亀のシッポ(?)です。

果報(カフウ)バンタ(崖)から望む裾礁です。遠浅が続いて、その先白波が立って、その向こうの海が青いのは、サンゴ礁が終わって、一気に深くなるからだと思われます。沖縄はこうした海底地形がほとんどです。

例外が南大東島です。隆起環礁というそうです。サンゴ礁が隆起してできた島である証拠は左下の写真、地面の石灰岩です。貝の化石がいくつも混じっています。 環礁全体が隆起したので、右の写真のように、海岸がなく、断崖で囲まれています。フェリーの乗り降りはクレーンで吊って行います。釣りをしている人に聞いたら、ほんの15m先は水深50m!だそうです。

いやー、沖縄って、ほんっとに良いところですね~!(水野晴郎さん風・・フルッ)

経験に基づく投資の話 その⑬  テスラ1Q決算 筆者ヘンデルのメモ

4月19日テスラが2023年1~3月期決算を発表しました。それにつきまして、筆者ヘンデル用のメモ(備忘録)として記します。期待と誤解によるメモの可能性があります。

純利益は25億1300万ドル、前年同期比24%減でした。日経によれば「値下げが減益につながったのは明らかだ」とのことです。売上高総利益率が19.3%と直近のピークだった前年同期29.1%から低下したのでした。販売台数は増えているのですから、販売価格の値引きが減益要因だったのは確かです。増収減益です。これは良くありません。

3か月で3回、主力のモデルYで合計29%も値引きした理由は何でしょうか。(つい3日前、一転値上げしたというニュースがありましたけれど。モデルXは約2.6%、モデルSは約2.9%値上げという微調整でした)

①普通に、テスラのクルマが売れないから値下げした、というシンプルな理由。その背景には他社との競争激化がある。テスラ独走態勢の終焉か? 

②競争が激化したというより、景気減速が顕在化を始めたのかもしれない。金利が上がれば自動車の売上げは落ちるのは道理。

③マージンを犠牲にしてスケールを取りに行く、という経営判断。(イーロン本人がツイッターに書き込んでいる) これは経営判断として正しいと思う。

・自動車産業は損益分岐点が高い産業で、売上げが伸びるほど、利益が大きく伸びる体質であること。ベルリン工場、オースチン工場が順調に立ち上がり、供給に問題がないことが背景にある。さらにメキシコにも工場を作ることにしている。

・テスラは大衆車メーカーを目指している。フェラーリやマクラーレンではない。量が売れることが前提。そのためには値段と供給。供給に問題なければ、値段が決め手になる。

・EVは、ひょっとしたら過去のPCのように、性能が上がると同時に値下がりを繰り返すアイテムになるかもしれない。部品点数がガソリン車よりも少ない、ということは価格の低減が可能ということになる。

・テスラの場合、モデル3、モデルYを主力にモデルS、モデルXの4車種しか生産せず、この量産効果は大きい。ましてオンライン販売であり、広告も打っていない。

・「製造コストを半減した新型EVを投入する構想を持つ」と日経にもある。

・米国EV税額控除(最大7500ドル)の対象が米3社に絞られた。

最後に、もうオワコンとも思われるARKのサイト(4月20日)によると「ARK’s updated open-source Tesla model yields an expected value per share of $2,000 in 2027. 」「ARK の更新されたオープンソースのテスラ モデルでは、2027 年の 1 株あたりの期待値は 2,000 ドルになります」

キャシー女史は4年後には自動運転、ロボットタクシーの実現を見込んでいるようです。

 

※このページに書かれた数値、内容等については、筆者ヘンデルの調べであり、意見です。記載する内容は出来るだけ正確なソースに基づくよう心掛けていますが、未確認の内容を含む場合があります。ここに記載された情報を参考に金融商品などの投資を行った場合、その結果は自己責任です。

 

 

 

 

経験に基づく投資の話 その⑫ チリ大統領、リチウム産業の国有化発表

4月21日(金)12:54 ロイターのツイッターのヘッドラインです。

今後、国内の巨大なリチウム事業の経営権を業界大手のソシエダード・キミカ・イ・ミネラ(SQM)とアルベマールから国営企業に移管する。政府は既存の契約を破棄しない。SQMの契約は2030年に切れる予定。

これには息を吞みました。3月18日本ブログで報告した通り、ALBを当時200トビ台で仕込んだばかりなのです。昨年11月334ドルから大きく下がり、チャートからすると200ドル割れで買いたいところだけれど、欲張っちゃいかん、と思っての200ドル台買付だったのです。

記事によれば、議会の承認が必要で、議会は3月提出の税制改革法案も棚上げになっている、とありました。

SQMが2030年まで契約があるとすると、大統領選はあと2回あります。法案を棚上げするという議会との関係からしても、そんなに長持ちするかどうか、わからないと思いました。 また、筆者が保有するALBの契約がいつまでなのか、昨日時点では不明だったのですが、ま、慌てなくてよかろう、と判断しました。

今朝になっての結果は、173.75ドルの-19.31ドル、アフターアワーで177.00ドルでした。 SQMのほうは63.44ドルの-14.47ドルでした。 なぜALBの方が被害が小さかったのかは、わかりません。

大統領によれば「経済成長の促進と環境保護が狙い」だそうです。 環境保護は重要です。チリのリチウムの採掘では、ポンプでリチウムを含む地下水をくみ上げて人工池で天日干しにして、粉末にして製品にするのです。このくみ上げる塩水が大量で、リチウム1トンあたり約50万ガロン(190万リットル)が必要なのだそうです。1日あたり約2100万リットルもの塩水をくみ上げて天日干ししているという記述もありました。その過程で多くの水が失われるのです。

一晩明けて、ALBの契約は2043年だと知りました。(裏は取れておりません) 大統領の政党Convergencia Socialは多数派ではないそうです。ということで、塩湖の国有化は20年先の話で、その政策の実現性は低い(当分の間)ということがわかりました。

ここはもうしばらく我慢しましょう。リチウム株が下がっているのは、いまEVが売れていないということであり、何故売れていないかというと金利の上昇で需要が減退しているから、要はこれから景気が悪くなるからということです。 EVがダメなのではなく、リセッション懸念が理由で下がっているところに(だから筆者は買ったのですけれど)実現可能性の低い悪材料が出たわけで、状況は変わっていないと思われます。

ここは継続することにしましょう。

 

※このページに書かれた数値、内容等については、筆者ヘンデルの調べであり、意見です。記載する内容は出来るだけ正確なソースに基づくよう心掛けていますが、未確認の内容を含む場合があります。ここに記載された情報を参考に金融商品などの投資を行った場合、その結果は自己責任です。

 

 

 

 

続・町田の春景色 +前橋の春

4月6日のしだれ桜です。

お隣の大和市の「さくらの小道」です。

4月10日八重桜です。

ハナミズキと、見事なツツジです。

右はシャクナゲです。

4月10日の八重桜ですけれど、房と呼ぶのか、ソフトボール状と呼ぶのか・・・ たぶん「関山」という品種です。

4月10日、お散歩コースの境川沿いのスイバと菜の花です。右は河津桜のサクランボです。ネットによると、黒くなるまで熟れても、美味しくないそうです。

下は4月11日のシャクナゲと八重桜です。

拙宅のチューリップ、「バレリーナ」が満開になりました。遅咲きです。スッとした立ち姿にオサレなトンガリ花びらが特徴です。

4月20日、前橋市の敷島公園バラ園に行きました。前橋に所用がありまして立ち寄ったのですが、もう2週間ほどあとで、満開になると思われます。

600種、7000株と書いてありました。以前訪れたことがありまして、ゴールデンウィークには、そりゃ凄いもんです。

牡丹は満開です。見事です。

オマケです。南町田グランベリーパークの109シネマ前の巨大AR画像です。筆者だけが映るのって数少ないタイミングなもので。。 つい。 ご笑覧ください。

経験に基づく投資の話 その⑪ JPM好決算、NVOの急伸止まらず、AT1債について思うこと

JPモルガンが14日発表した2023年1〜3月期決算で、純利益は前年同期比52%増!の126億ドル(約1兆6700億円)でした。消費者部門などで金利収入が大幅に増えました。リセッションを考慮して貸倒引当金を計上しましたが、収入増で相殺ししました。

EPSは予想$3.37に対し$4.10、売上高成長率は前年同期比+24.8%でした。クレジットカードの支払遅延は微増、ROEは18%(前年同期は13%)でした。

ほぼ文句なしの決算で、14日株価は終値ベースで+7.55%と急伸しました。この上昇幅はJPMにとってハンパじゃありません。シルバーゲートに始まるローカル金融危機(筆者ヘンデルの命名)はJPMにとって漁夫の利だったようです。3月26日の本ブログに記した表現は“焼け太り”でした。

NVOの続伸の理由にはInvestor’s Business Dailyが4月12日に報じた「Aspect Biosystemsを$75Mで提携を契約、将来$650M支払う」とのことで、これがまた話題になったようです。

あと、筆者ヘンデルがウキウキしているのは、VIST(ビスタ・オイル・ガス)です。NVOを1回目に仕込んだ2月8日ブログで、同時にXLE(資源株ETF)を仕込んだことを報告しました。あまり根拠がなくてブログに取り上げずに申し訳なかったのですが、同時期にVISTも仕込みました。メキシコとアルゼンチンに鉱区を持ちます。資源株を買いたいと思っていて、チャートを見るとcup with handle(海外では最重要な上昇パターン)を形成していたので買い付けました。やはり資源は怪しい(良い方に)です。これから景気が悪くなるってのにおかしいっちゃおかしいのですけれど。サウジ減産、てニュースはありましたけれど。

三菱UFJモルガンスタンレー証券がAT1債を950億円販売していることがわかりました。報道だけでは、いつの販売で、その条件(金利、最低額面など)も不明です。少なくとも2022年6月に発行した16億5000万ドルが9.75%だったことがわかっています。(これを950億円販売したのかはわかりません) 購入したのは個人が1300口座、法人が250口座だったそうです。

9%なんて金利は、リスクの高さとの見合いであることをわかっている、はずなのですが。野村総研の元日銀審議委員の木内さんのレポートによれば、欧米のプライベートバンカーは個別金融商品を推奨することはない、のだそうです。日本のほとんどのプライベートバンカーは商品の販売者で、販売した手数料の一部を得ています。

1300人の不幸な人が出る理由は ①金融リテラシーがないか、足りない(顧客も、ひょっとしたら販売側も) ②手数料中心のビジネスモデルであること  だと思います。筆者自身が過去、何度も何度も、ずっと似たりよったりの商品を販売してきました。申し訳ないことに。それでも販売する際は、リスクについて、わかるように説明をした自信はありますけれど。 もうここ10年か15年以上、この手の商品は顧客に紹介していません。 

投信の運用会社を何社かネットで見ましたが、さすがにクレディを集中的に買っている投信はないようです。それにしても、こんな商品を個人に販売するのは如何なものでしょうか。営業企画なのか商品企画なのか知りませんが、三菱UFJモルガンスタンレー証券さんの姿勢を問いたいところです。

※このページに書かれた数値、内容等については、筆者ヘンデルの調べであり、意見です。記載する内容は出来るだけ正確なソースに基づくよう心掛けていますが、未確認の内容を含む場合があります。ここに記載された情報を参考に金融商品などの投資を行った場合、その結果は自己責任です。

町田の春景色 2023

1月20日、梅がほころび、2月12日には境川沿いの河津桜が開花しました。もうすぐ、春です。

2月27日、拙宅の玄関アプローチの細長い花壇にチューリップが芽吹きました。春は間近です。

真北に向いていて、西日が夕方当たるかな、というくらいの厳しい環境です。さらに今年は毎日霜柱が立つ状況で、心配していました。この芽吹きはとても嬉しかったです。

3月15日には、境川沿いのツクシが絶好調になりました。春が始まりました。

3月20日恩田川の桜が三分咲きになりました。同じ日、カワセミを目撃しました。(携帯カメラなので、ちっちゃいです)

恩田川遊歩道です。桜の回廊が3キロほども続きます。両岸なので、往復すると6キロです。 妙に人懐こいハクセキレイが寄ってきました。

3月22日のハナニラと29日のスノーフレークです。どちらも「都有地」のフェンスの中なので、誰も手入れもしないし、できないという場所で、元気に咲いています。

 

3月29日、ゼンマイを発見しました! これには驚きました。南町田グランベリーパークのホームの法面です。この駅にはスヌーピーミュージアムがあります。

同じく3月29日には紅白の桃の花が満開です。30日、行きつけのラーメン屋さんで並んでいたら、街路樹の根元にスミレの花一輪です。 久しぶりに見ました。

4月1日、いよいよ恩田川の桜が満開です。

一部では花筏が始まっています。下流に行くと花筏に緋鯉、鴨も見られました。筆者は、この緋鯉と鴨とは去年からの知り合いです。

この緋鯉と鴨は仲が良くて(ホントのところは知らないけれど)いつも一緒にいます。(多分、エサをくれる人がいて、それを鯉も鴨もどっちも狙ってるから・・かな?) かわいいので、去年の動画をご覧ください。

4月4日、ついに拙宅のチューリップが満開です。春だぞ~っと実感します。

4月5日、そばの小学校の外構の花壇です。ネモフィラです。

4月5日、町田の桜はまだ終わりません。(正確には境川の向こう側なので、大和市の遊歩道ですけど)八重桜はまだ五分咲きです。

「桜は人に見られるように下を向いて咲く」と言います。八重桜や、しだれ桜は下を向いて咲くことがわかります。梅と違って花柄が長いので、八重だと重くて特に下を向くのではないかと思っています。←素人考えです。

失業(引退?)すると、こんな時系列(季節の移ろい)がわかっちゃうんです。

では、また。