首里城を一周して車に乗り込み、中城(なかぐすく)へ。
中城城跡あたりは中村家住宅があり、ひまわり祭り会場も近く、いくつものカー(井戸)があり、 落ち着いた街並みがあり、、大好きなところです。
ひまわり祭りは例年1月か2月です。(内地とは種類が違うと思いますけど)
本ブログのフロントページのメニュー「お気に入りスポット」に付近の写真を置いています。
・・ということで、何度も歩いています。というのも、普天間から海沿いの道路329号線へはバスがありません。従いまして、歩くしかないのです。
沖縄の大きなグスク(城跡:沖縄のお城は全てWWⅡで平らになりました)にはボランティアのガイドさんがいます。これは積極的にお願いした方がいいです。城跡というくらいで、石垣しかないのですが、話を聞きながら回ることでイメージが出来てきます。(僕自身、中城でガイドしていただくのは3度目です)
中城をあとに、屋慶名(やけな)の「かね食堂」へ。かね食堂は3度目です。初回はとにかく骨汁というものが食べてみたくて行きました。骨汁は本島では中部・北部の料理なので、那覇ではなかなか食べられません。
(実はあとで見つけたのですが、公設市場の2階にありました。でも、かね食堂のものとは迫力がだいぶ違います)
これが骨汁です。迫力です。そばの出汁を取った豚骨(「骨付き肉」ではなく「肉付き骨」という表現が正しい)を、また出汁で煮込んで味付けした、という不思議な食べ物です。外見のはスゴいのですが、ほとんどホネです。でもチマグー(豚足の足先)と違ってしゃぶることはできないので、箸の先でチマチマと骨に付いてる肉をはずして食します。ここ、かね食堂のは肉がいっぱいついています。食べ終わるとこうなります。
こちらは家内に頼んだ「かね定食」 写真ではわからないのですが、巨大カツの下にハンバーグが3枚!!!、さらにその下に卵焼き!が隠れています。
ああ、幸せな「かね食堂」。。 沖縄の食堂にはまず、どこもテイクアウト容器というか折箱を備えています。
海中道路はすぐそばです。天気もよく、海の色も満足できるものでした。
海の文化資料館に寄りました。ここに初めて行ったときは、台風でガラスが破れ、大変なことになっており入館できませんでした。
その時、往きは2時間に1本の村営バスがあって、お世話になりました。でも帰りはそれを待っていると、屋慶名バスターミナルからの那覇行き最終に間に合わないのです。
てぃーだかんかん、太陽が西に傾いたものの、炎天下の影一つない海中道路を歩いて帰りました。途中で倒れても、車は多く通るので、拾ってもらえるだろうと期待して。
海中道路を渡って2つ目の島に「ぬちまーす」の観光製塩工場があるのです。塩で真っ白な部屋もきれいなのですが、そばに果報バンタ(かふう、バンタ=崖)があって、これは一見の価値があります。
那覇にもどると、奥武山公園(おうのやまこうえん)でイベントをやっていて、家内と娘を降ろし、レンタカーを返しました。
夜は、行きつけの餃子屋さんがもう終わっていて、沖縄の名門、老舗の三笠食堂でステーキを食べました。こちらは24時間営業です。1250円で、かなりの大きさで、部位は不明ながら柔らかく、「美味」表現ではなく、「旨い」のです。
こうして長~い、実の詰まった1日が終わったのでした。