2018年西表島旅行(その4)

朝、ホテルの朝食も取らずに送迎バスでフェリー乗り場へ。すると驚きの知らせです。上原港発石垣行きフェリーはまた欠航とのこと。僕たちが来た昨日しか動かなかったのです。なんてラッキー。そういえば、昨日の夜は上空の風が強かったもの。おかげで綺麗な星空を眺められたわけです。

大原港からはフェリーが出るということで、迎えのバスにのって約1時間。そういえば、西表島は、道が島を一周していません。途中で行き止まりになります。昨日ドライブしてて分かったのですが、道の突き当りからは船が出ているのです。集落と集落は船で行き来する環境なのでした。

フェリーは順調に進み、石垣着。その後竹富島に渡ります。

これが竹富島です。

ん~、希望通りの竹富島です。

屋根にはチョコンとシーサーが乗り、外壁には水字貝。壁に2つ並んでいる、角のはえた貝のことです。これは沖縄では魔除けです。貝殻の穴から魔物を吸い取ってくれるのだそうです。

白い道に満足しました。

西桟橋に行きました。

竹富島の海です。
満喫しました。満足しました。

石垣島にもどり、飛行機までの時間、そばを食べて、箱亀というTシャツ屋さんに行きました。

そもそも、もう一人のとても仲のいい友人がこの店の「やーるー」柄(ヤモリ柄)のシャツがお気に入りなのです。

前回石垣に来た時には、お金を託され、ヤールーのTシャツを買ってきてくれと頼まれたのです。

その際私も「箱亀」柄のTシャツにハマってしまいました。

ハマったのは私だけではなく、今一緒にいる友人は後日ネットでお取り寄せしていたのでありました。

というくらいのオヤジキラーのTシャツ屋さんなのであります。店員のおねえさんが別嬪さんだから、という理由もないではありませんが、が、が・・・

以上で西表島旅行を終了し、石垣空港から羽田直行便で帰ったのでありました。たった2日のことです。なんて実の詰まった時間だったのでしょう。 友人は羽田で乗り換えて、岡山までまた飛んだのでありました。・・お疲れさました。

2018年11月西表島旅行(その3)

ネットで見ると、上原港便が今日は運航しています。台風で1週間以上欠航が続いていたのすが、今日は運航。素晴らしい。

実は私の相方、友人は岡山県民で「晴れの国」出身の晴れ男を自称しているのです。さすがは、というところです。

まずは石垣の海です。

石垣空港からダッシュでフェリー乗り場へ。フェリー乗り場の海の色がすでに違います。

そういえばフェリー乗り場のお弁当の値段に感激。

ご覧のとおりの青空の西表島に到着です。

西表の海の色です。宮古や石垣と、やっぱちょっと違う、どっちが良いじゃなくて、色味が違う気がします。

お昼は八重山そばに野菜を載せたものです。沖縄のそばらしくコシのあまりない麺でした。

さていよいよケービングのスタートです。

「濡れてもいい服ですね」と聞かれ、普通に「いいですよ」と答えました。

私も友人も岡山育ちで、鍾乳洞は珍しいものではありません。岡山には井倉洞、満奇洞があり、何度か行ったことがありました。

しかし頭にランプをつけて行くなんてことはなく、せいぜい頭をかがめるくらいのことでした。

さて西表では・・・

滑ってころんで、ジーンズには泥がベッタリ、肘まで泥が・・・

最後は水の流れる中、四つん這いで進まないと抜けられない穴をくぐりぬけました。友人はパンツまで水につかりました。

この年になって、こんな態勢で水に浸かりながら苦しい思いをするなんて・・

濡れてもいい恰好ですね、という確認ではなく、「濡れますから着替えを持ってきてください、持ってますか?」と訊くべきだと思いました。

まあしかし、面白かったです。何より、今までやったこともなければ、今後やることもないだろう体験をさせてもらいました。ありがとう、です。

星砂の浜に行きました。星砂を自分で見つけることは何年来の私の夢でもありました。何度か本島や離島で探しましたが見つかりませんでした。今回、西表の星砂の浜ということで、きっと見つかる、と思っていました。

ありました。だけどとても小さく、最初の感想は「残念」でした。

星砂の浜で星砂を売る!?というお土産屋台が一店だけありました。そこで売っている星砂は本島のお土産屋さんのものと同じ、茶色くて立派な大きさでした。

「こんなのなかったよ。もっとすごくちっちゃいのしかなかった」と言うと、おじさん、「これは輸入だから」とのことでした。

これが西表の星砂です。チョーちっちゃい。1mmちょっとしかありません。でもだから愛らしく思います。ひょっとしたら今までも、見ていたのかもしれません。お土産屋さんで売ってる星砂が見つからなかっただけで。

さて、ホテルの部屋です。気持ちの良い部屋です。

部屋のベランダで酒など飲みつつ休憩しました。(私は喘息持ちで禁酒してます) 11月という沖縄にはベストシーズンらしく(あと3月もいいです)気持ちの良い空気と温度と夕焼けでした。ただちょっと星空ツアーにはご覧の通り、雲、多いんじゃね?と気にしてました。

さて、夜も更け、いよいよ星空ツアーです。これがまた晴れ男の本領発揮、たまげるほどの、ものすごい威力で満天の星空となりました。台風の影響で昨日までフェリーが欠航する天気だったのですが・・・

ツアーの車が目的地に着き、友人が先に降りたのです。降りる途中で彼は夜空を見上げ、「お、お~・・・」と言葉を失いました。天の川が普通に見えているのです。これは衝撃。

パイナップル畑の真ん中でクルマをとめ、シートを広げてゴロンして星空を見上げます。 残念ですが、カメラは携帯しかなく、星空は写せません。こちらのポスターでご勘弁。星空保護区なんだそうです。

端のほうには雲もあるのですが、上空には風が結構あって、眺めているうちに流れて行きます。流れ星がピュンピュン飛びます。狙ったわけではないのですが、新月で、まさに満天の星です。色んな星が見えすぎて、わかった星座はカシオペア座だけでした。

私の人生には過去2回、息をのむ経験があります。今日が3回目です。人生3大ビックリと呼びます。 ・・そのうちの2回は今日の友人と一緒でした。

後日談ですが、友人とのLINEで「人生3大ビックリだった」と書くと、彼から「人生10大ビックリを目指そう」と返事がきました。私はこのセリフにシビれています。彼はこんな、大きな優しさを持っているのです。

星空に後ろ髪を引かれながら、ホテルに戻る途中、ライトに照らされ道にボコボコ盛り上がりの影が・・  降りてみると

ヤシガニです。

星空ツアーが雨の時、夜のジャングルツアーに切り替えて、ヤシガニを探すのだそうですが、僕たち両方見れて、ラッキーでした。

コイツの甲羅はとても固く、ヘタするとタイヤがパンクするそうです。

茹でて食べたら美味しそう、なんて思ってはいけません。野生種には毒があるそうです。 下は資料映像です。

以前の那覇市内の居酒屋でのヤシガニです。正直あまり美味しくありません。

さて、今日のところはこの辺で。明日は竹富です。

2018年西表島旅行(その4)に続く  

2018年11月西表島旅行(その2)

金曜日、会社には休暇をいただき、ゆっくり午後から那覇へ向かいました。着時間は16:05です。

西表島には、翌日1便で石垣空港に飛んで、そこからフェリーです。実は今朝も上原港便は欠航でした。明日は運航するよう祈っています。

まず小禄(沖縄風にはウルク)のホテルにチェックインしました。そこで友人と待ち合わせです。ホテルは空港から2番目に近いところです。1番近いのには団体さんが入ってて満室でした。

ソッコーでお土産を買いに国際通りと公設市場周辺に向かいました。私が自宅を買った不動産屋さん、ハウスメーカーさん、母がお世話になっている施設とNPOの皆さん、いきつけのチャンコ屋、勤務先、家族と娘の生徒さんたちに、大量に買い付け発送しました。6年も住んでたもので、どことどこで何を買うのかわかっているので手早いものです。

今回、友人に「橘餅」(きっぱん)を紹介しました。今は謝花きっぱん店(じゃばな)でしか作っていません。九年母という柑橘を炊いて練って作ります。

写真の右側の、中が緑色のほうが橘餅です。「もう今日の分は売り切れです」と言われたのですが、東京から来たので、ぜひ味見で1個だけ、とお願いして明日の販売分から分けていただきました。

左側の茶色は冬瓜漬けです。砂糖漬けなのでとても甘いのですが、冬瓜の風味を感じます。

那覇の夕食は、沖縄勤務時代に一緒に仕事をした2人と一緒に「琉音」(りゅうね)を予約しました。琉音は琉球料理研究家の山本彩香さんを受け継ぐお店です。今のマスターは千葉の市川出身だそうですけど。

とにかく落ち着いた店で、高級すぎず、沖縄時代の家から近く、私にはとても居心地の良い店なのです。ただし、コース料理のみの完全予約制です。ご注意ください。

琉球料理は居酒屋の沖縄料理とは相当違います。例えば、ご存知「ゴーヤーチャンプルー」は「ゴーヤと豆腐の油炒め」と思っている人は多いと思ます。

でも伝統的なお店のものは、ゴーヤーが出汁に浸っていたりします。とてもやさしい味なのです。沖縄は暑いところなのに、琉球料理にはコーレーグース以外に基本、辛い物がありません。油ギトギトのものもありません。

琉音のお料理の一端です。


お通しにあたります。豆腐餻 (とうふよう)です。3時間前からアルコールを飛ばしたそうです。右下の耳かきみたいなもので、少しずつ削って食します。

                  

上の容器はカラカラと云って、泡盛の入れ物です。生(き)でいただくのが本来です。

お皿の半円形のものは田芋(たーんむ)を煮たものです。左の黒いのは「みぬだる」と言います。豚肉を出汁で煮て、胡麻を乗せたものです。てぃんぷらはゴーヤー(綿ははずしてない)と島らっきょうです。

ゆし豆腐です。本土でいうおぼろ豆腐です。出汁に泳がせています。やさしい味です。

ジーマーミー豆腐です。落花生を絞って、イムクジ(芋のくず:でんぷん)を加えます。胡麻豆腐の場合だと葛を加えるわけです。

スーチキーです。豚肉の塩漬けを戻したものです。

葉裏が紫の野菜はハンダマです。少しヌルっとします。これは加賀の金時草が伝わったものと思っています。申し訳ないですけど、私が食したなかでは、金時草の方が肉厚で柔らかいと思っています。

加賀と沖縄って意外とつながっていて、昔は北前船が沖縄まで来ていたそうなんです。北海道の昆布を積んで、琉球経由で中国に輸出していたんです。建前からすると密輸です。

中国からの帰り船は漢方薬を加賀に運んだわけです。ナルホド、ですね。

加賀の漆器は有名ですが、沖縄の琉球漆器もたいしたものです。沖縄の湿気が漆にはいいんだそうです。堆錦(ついきん:漆をもり上げる技法)といった独自技術もあります。 ・・琉球漆器はまた別の機会に取り上げます。

「ソーミンタシヤー」です。ソーメンの炒め物です。味付けは塩のみ、青ネギを散らし、島らっきょうを加えています。茹で加減と塩の量がすべてです。

このほかにも、どぅるわかしー(田芋、出汁、豚肉、椎茸を練り合わせたもの)、ラフテー(いわば角煮)、豚飯(とぅんはん:出汁をかけてお茶漬け式豚肉入りご飯)、デザートは西国米(しーくーびー:タピオカ)など色々いただき、お腹いっぱいになりました。

ところで、こうしてみると、お魚料理がありません。やっぱ舌の肥えた人たち(昔の支配者層)は暖かい海の魚は美味しくないことを知っていたのかもしれません。

食後、4人でジャズクラブの「パーカーズムード」に行きました。ここも私のお気に入りです。たまたま今日はゲストに中村真(まこと)さんが来ていて、楽しいライブでした。

左の写真は以前の資料映像です。ギターの人がオーナーです。悪魔的な上手さです。この日はドラムスがオランダ人、クラリネットは米軍楽隊から飛び入り参加です。

沖縄入り初日でした。明日からいよいよ西表です。

2018年西表島旅行(その3)につづく 

2018年11月西表島旅行(その1)

高校時代の友人が、この夏仕事で大変な苦労をしました。その彼から「沖縄、一緒に行かない?」と誘われました。

この夏、禁煙を果たした私に「沖縄、行こう」という誘いでした。私は15の夏から(高校からですけど)45年に及ぶ喫煙習慣から抜け出して3カ月というところでした。数時間の禁煙が嫌で、ずっと海外旅行は念頭にありませんでした、というほどのタバコ好きだったのです。

「お互い、ご褒美旅行」と云うことで、私が沖縄から帰って1年半の間で2度目の沖縄旅行が決まりました。

過去、彼とは多分5回、沖縄旅行をしています。というか、私の単身赴任先に毎年、他の友人たちと旅行に来ていたのです。

6回目ともなると、オタクと呼ばれることを誉め言葉と思っている私でも、訪れるところに迷い ①基本に戻って首里城あたり ②つい避けてきた戦跡巡り ③2度目の離島(離島の離島を含む) の選択肢を示しました。

すると返ってきた答えが、離島の離島の極み付け「波照間島」‼ でした。

今は飛行機はないと聞いていたので、土曜に行って、日曜に帰ってこれるのか、宿はあるのか、の調べから始まりました。

すると「フェリーの欠航率」が10月11月は、29%とか30%なことがわかりました。

石垣島まで行って「欠航」となった時に泊まるところはあるのかとか、欠航率が30%ということは行きと帰りで、「3割バッターが2打席のどっちかでヒット打つのと同じ確率だよね」と気づきました。日程に余裕がないと、決行に踏み切ることはできません。

それで波照間島はボツとなりました。泡波(波照間の貴重な泡盛)は断念してもらいました。

初めて訪れる土地の観光で、コンパクトに漏れなく楽しむには「観光バス利用」「ガイドさん利用」がとても有効なことを経験で知っています。ふんだんに時間があれば、右往左往も楽しみの一つなのですけれど。

私はとにかく、竹富島に半日はいたい、あの白い道をもう一度、ウロウロしたい、星砂を自分で探したい、という希望がありました。

あとはネットでツアーを探しました。

西表の「ケービング」と「星空」に目を留めました。ダイビングという選択もありましたが、ダイビングは前年の慶良間がすごく良くて、慶良間ブルーでトドメを刺した、という気がしていました。

結論を先に言うと、上記ケービングと星空のツアーはとても良くて、(幸運にも恵まれて)ここに紹介します。

https://iriomote-tour.com/plan/trekking044

https://iriomote-tour.com/plan/nighttour081

スタートがいずれも上原港です。なので上原港近くのホテルを予約したのですが、旅行前日まで欠航が続いていました。クルマで1時間の大原港には通常運行していました。

という波乱の幕開けとなった旅行でした。

2018年11月西表島旅行(その2)に続く