経験に基づく投資の話 その⑩ NVO急伸! 今からでも買い乗せする理由

2月8日に本ブログで「新規買いしました」と報告したNVO(ノボ・ノルディクス)が130ドル台から、先週末159.14ドルに急伸しています。

本ブログの読者からも「買ってよかった」とコメントいただいています。

昨日、エラいことに気づきました。我ながらなんてマヌケだったんだろう、と反省するところではあるのですが、もはや“あとのカーニバル”なのですけれど、今からでも! 追加で買い乗せします。

筆者が一番信頼している投資信託「キャピタル世界株式ファンド」(実はこれはアメリカのキャピタルグループが運用するNew Perspective Fundに100%、これに投資するのです)の組入上位10銘柄の、第2位に登場していたのです。この米国New Perspective Fundはケタ違いに大きな投信です。現在でも15兆円(132円換算)を超える残高です。国内の投信とは2ケタ、違います。

NVOは、その組入れ第2位で組入比率2.38%(Bloomberg)ですから、New Perspective Fundはザックリ3500億円を保有している勘定になります。キャピタルグループとしては、兆の単位で持っている計算です。

確か去年の暮れには「ま~だTSLAが組入れ1番だよ」「なんてしつこいんだ(誉め言葉)」と思っておりました。この投信はテスラを長年組入れて、テスラの株価がピークのころには評価額で6,000億円以上も保有していました。キャピタルグループはマスクに続いて第2位株主でした。

世界に冠たるMutual Fund(ミューチュアルファンド:会社型投信)は非常にしつこいのが多いことを知っています。このキャピタル、他にはアライアンス、ベイリーギフォード、ブラックロックなどです。中南米のアマゾンと呼ばれるメルカドリブレや、コロナワクチンのモデルナなど、彼らはベンチャー時代からずーっと投資し続けているのです。

New Perspective Fundの売買回転率は25%だそうです。一回買ったら平均で4年間持つ、ということです。売り買いを重ねる投信とは一線を画します。質の高いリサーチとそれに対する絶大な信頼がもたらす数字です。

ということで、キャピタルが買った以上、向こう何年もNVOを持つことが予想されます。それに相乗りしようと思います。

筆者がそこまでキャピタルを信頼する理由です。 「大きい」ということは「世界中の投資家がみんなで預けて、運用が良いから出ていかない」ということに他ならないと考えるからです。New Perspective Fundは1973年3月13日以来の運用です。もう運用期間は50年を超えています。その間、MSCI ACワールドインデックスはもちろん、S&P500指数も上回る運用を続けているのです。もちろん信託報酬控除後です。

実は筆者の確定拠出年金は当初、フィデリティ世界株式にお世話になり、キャピタルが日本に上陸してからはキャピタルで、現在もお世話になっています。以前にこのブログに書きましたが、筆者の確定拠出年金は去年春、いったんすべてを定期預金にしまして、去年10月から6か月計画で定期定額によりまして、キャピタル世界株式ファンドを買い付けてきました。今月、フルインベストメント状態になりました。

キャピタルの保有上位銘柄があまりにずっと変わらないため、去年暮れから、マヌケなことに月次報告書を見ていませんでした。昨日、気づいたらNVOが第2位です。これだけ急に組入上位に来たわけですから、「前から持ってて、値上がりしたから上位に来ました」のではない、と思われます。 ←筆者の見解です。

ということで、ファンダメンタルズ分析もテクニカル分析もない、盲目的な理由で買い乗せしようと思います。(2月に買ったときも、自分にNVOの薬が処方されて、調べたらイーロンも使ってた、というだけの理由でした)

ところで週末、原油が跳ねているようです。NVOと一緒に仕込んだ資源株、いよいよ報われるかな?

 

※このページに書かれた数値、内容等については、筆者ヘンデルの調べであり、意見です。記載する内容は出来るだけ正確なソースに基づくよう心掛けていますが、未確認の内容を含む場合があります。ここに記載された情報を参考に金融商品などの投資を行った場合、その結果は自己責任です。

 

 

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