ネットで見ると、上原港便が今日は運航しています。台風で1週間以上欠航が続いていたのすが、今日は運航。素晴らしい。
実は私の相方、友人は岡山県民で「晴れの国」出身の晴れ男を自称しているのです。さすがは、というところです。
まずは石垣の海です。
石垣空港からダッシュでフェリー乗り場へ。フェリー乗り場の海の色がすでに違います。
そういえばフェリー乗り場のお弁当の値段に感激。
ご覧のとおりの青空の西表島に到着です。
西表の海の色です。宮古や石垣と、やっぱちょっと違う、どっちが良いじゃなくて、色味が違う気がします。
お昼は八重山そばに野菜を載せたものです。沖縄のそばらしくコシのあまりない麺でした。
さていよいよケービングのスタートです。
「濡れてもいい服ですね」と聞かれ、普通に「いいですよ」と答えました。
私も友人も岡山育ちで、鍾乳洞は珍しいものではありません。岡山には井倉洞、満奇洞があり、何度か行ったことがありました。
しかし頭にランプをつけて行くなんてことはなく、せいぜい頭をかがめるくらいのことでした。
さて西表では・・・
滑ってころんで、ジーンズには泥がベッタリ、肘まで泥が・・・
最後は水の流れる中、四つん這いで進まないと抜けられない穴をくぐりぬけました。友人はパンツまで水につかりました。
この年になって、こんな態勢で水に浸かりながら苦しい思いをするなんて・・
濡れてもいい恰好ですね、という確認ではなく、「濡れますから着替えを持ってきてください、持ってますか?」と訊くべきだと思いました。
まあしかし、面白かったです。何より、今までやったこともなければ、今後やることもないだろう体験をさせてもらいました。ありがとう、です。
星砂の浜に行きました。星砂を自分で見つけることは何年来の私の夢でもありました。何度か本島や離島で探しましたが見つかりませんでした。今回、西表の星砂の浜ということで、きっと見つかる、と思っていました。
ありました。だけどとても小さく、最初の感想は「残念」でした。
星砂の浜で星砂を売る!?というお土産屋台が一店だけありました。そこで売っている星砂は本島のお土産屋さんのものと同じ、茶色くて立派な大きさでした。
「こんなのなかったよ。もっとすごくちっちゃいのしかなかった」と言うと、おじさん、「これは輸入だから」とのことでした。
これが西表の星砂です。チョーちっちゃい。1mmちょっとしかありません。でもだから愛らしく思います。ひょっとしたら今までも、見ていたのかもしれません。お土産屋さんで売ってる星砂が見つからなかっただけで。
さて、ホテルの部屋です。気持ちの良い部屋です。
部屋のベランダで酒など飲みつつ休憩しました。(私は喘息持ちで禁酒してます) 11月という沖縄にはベストシーズンらしく(あと3月もいいです)気持ちの良い空気と温度と夕焼けでした。ただちょっと星空ツアーにはご覧の通り、雲、多いんじゃね?と気にしてました。
さて、夜も更け、いよいよ星空ツアーです。これがまた晴れ男の本領発揮、たまげるほどの、ものすごい威力で満天の星空となりました。台風の影響で昨日までフェリーが欠航する天気だったのですが・・・
ツアーの車が目的地に着き、友人が先に降りたのです。降りる途中で彼は夜空を見上げ、「お、お~・・・」と言葉を失いました。天の川が普通に見えているのです。これは衝撃。
パイナップル畑の真ん中でクルマをとめ、シートを広げてゴロンして星空を見上げます。 残念ですが、カメラは携帯しかなく、星空は写せません。こちらのポスターでご勘弁。星空保護区なんだそうです。
端のほうには雲もあるのですが、上空には風が結構あって、眺めているうちに流れて行きます。流れ星がピュンピュン飛びます。狙ったわけではないのですが、新月で、まさに満天の星です。色んな星が見えすぎて、わかった星座はカシオペア座だけでした。
私の人生には過去2回、息をのむ経験があります。今日が3回目です。人生3大ビックリと呼びます。 ・・そのうちの2回は今日の友人と一緒でした。
後日談ですが、友人とのLINEで「人生3大ビックリだった」と書くと、彼から「人生10大ビックリを目指そう」と返事がきました。私はこのセリフにシビれています。彼はこんな、大きな優しさを持っているのです。
星空に後ろ髪を引かれながら、ホテルに戻る途中、ライトに照らされ道にボコボコ盛り上がりの影が・・ 降りてみると
ヤシガニです。
星空ツアーが雨の時、夜のジャングルツアーに切り替えて、ヤシガニを探すのだそうですが、僕たち両方見れて、ラッキーでした。
コイツの甲羅はとても固く、ヘタするとタイヤがパンクするそうです。
茹でて食べたら美味しそう、なんて思ってはいけません。野生種には毒があるそうです。 下は資料映像です。
以前の那覇市内の居酒屋でのヤシガニです。正直あまり美味しくありません。
さて、今日のところはこの辺で。明日は竹富です。
2018年西表島旅行(その4)に続く