初めての北海道 3泊4日の旅 二日目

ホテルの窓から見る朝の函館山です。

楽しみにしていたラビスタ函館ベイの朝食です。 イクラ盛り放題です。お代わりしたいのですが、「もう入らん、これをトシと言うのか・・」と思いました。

部屋には自分でコーヒー豆を挽くセットがありました。 美味しかった。

小樽に向かいます。 スーパー北斗です。飛行機との選択で、雪原を見たいとうこともあり、料金的にもグリーン車を奢りました。

 鈍色の海です。

小樽は駅から海が見えました。

 旧日銀小樽支店(歴史的建造物)です。

その中、窓口です。 

「誰が来るんですか?」と訊くと、館長さんが出てきてくれました。

「(民間)銀行が預けにくるんです。預金準備・・」 私にはこれで分かりました。「第一銀行や三井銀行がくるんですね。今は準備率はないけど」 日銀OBであることは明らかでしたので、ここぞとばかりにいくつか質問をしたのですがここでは割愛します。

日本銀行那覇支店は、予約なしで入れる見学室のある唯一の日銀支店なのですが、お土産グッズはありません。

ここ旧小樽支店は一応商業施設らしく、グッズ売り場がありました。小樽支店の建物の形をした箱に入ったクッキーを買いました。これが凝っていて、蓋を開けると金庫のフタがまたあるのです。

次は小樽運河です。

 雰囲気あります。

小樽市総合博物館の展示物の1枚です。 こんなに船があって、今の東京湾以上ですね。

下駄の爪掛けです。雪仕様なのかな。 こんなの、あ~、あったな~って感じで超久しぶりに見ました。

こんな大きな倉庫もありました。

売り家です。 二重玄関です。沖縄のコンビニを思い出しました。沖縄は台風の風対策なんですけどね。

 札幌に戻って、ご当地パンを買いました。北海道の人には懐かしいかもしれません。

札幌に戻って、夜です。地元居酒屋で食事して、時計台を見て、大通公園に行くとイルミネーションがありました。

ということで二日目が終了しました。

初めての北海道 3泊4日の旅 三日目 に続く

初めての北海道 3泊4日の旅 一日目

北海道には行ったことがありません。行くなら冬だろう、と思っていました。とは言え、最高気温がマイナス、とか想像がつきません。会社の北海道出身者に訊きました。首回りの保温と雪靴が必須とのことでした。

ネットで見ると、アイスバーンではスパイクというか滑り止めがないとダメみたいなことが書いてありました。一方で、道民であんなの付けるのは小学生だけだという文章もありました。そんなこと言っても滑って転ぶのは痛いし濡れるので、雪靴と合わせアマゾンで購入しました。

羽田から函館に入りました。まず向かうは五稜郭です。 この美しい形を見ることが今回の旅行の目的の1つでした。土方歳三が、榎本武揚がここで戦ったのかと思いを馳せました。。

箱館奉行所です。

私には珍しく、美しい雪景色です。

ラッキーピエロがありました。 ハンバーガーショップです。道南にしか出店せず、顧客志向で、地元ではトップシェアをとる戦略です。娘が自営業を始めるとき、ラッキーピエロの社長さんの本を買って、読ませました。

看板メニューのチャイニーズチキンバーガーです。

店の雰囲気はこんな感じ。  窓の向こうはフェリーです。

石畳の八幡坂です。

ナナカマドです。 函館は大火が何度かあり、街路樹に防火林として植えられたと聞きました。

高田屋嘉兵衛資料館に寄りました。北前船の高田屋です。私の貸し切り(他に誰もいない)でした。沖縄生活が長い私には、北前船が琉球まで来ていたことを知っています。昆布を中国に密貿易する中継地でした。でも高田屋嘉兵衛は来てなかったようです。

函館市北方民族資料館です。 ここも私の貸し切りでした。展示物は興味深く、アイヌの切り紙紋様は期待通りでした。

ここで大きな疑問が生まれました。アイヌ民族とはよく聞きますが、琉球民族と言わないのは何故だろう、ということです。

アイヌの言葉の日本語との対照表をみると、一つ一つの単語は私にはまったくわからないのですが、文法が日本語と同じなのです。英語や中国語は「主語+述語+その他」の順序ですが、日本語とアイヌ言語は同じ「主語+その他+述語」という順序なのです。

ウチナー口(沖縄方言)も同じです。聞いただけではヤマトンチュ(本土人)の僕には理解不可能なのですが、文法は同じです。この点について、資料館で説明を求めましたが、「今日は学芸員がいない」とのことで話は聞けませんでした。

そもそも民族って何でしょうか。そっちの方はまったく知識がありません。思わずその場でWikiを引きました。

民族とは土地・血縁・言語・宗教・伝承・社会組織などの文化的特徴で区別される共同体だそうです。でも一致しない場合が多く、民族概念への帰属意識なんだそうです。

6年間のオタク沖縄生活のなかで知っています。上記の文化的特徴という点では琉球は十分だと思います。でも、立場によって感じ方は違うと思いますが、20歳前後から50歳前後のウチナンチュ(沖縄生まれの沖縄育ち)から民族という言葉を聞いたことがありません。

素人の私の意見としては、沖縄の混血度合いの高さと開放性のような気がしています。琉球は北海道の昆布からマレーシアの胡椒、紫檀まで海洋交易が盛んでしたし、中国や朝鮮半島から多くの人が渡来し、定住しています。約600年前の三山抗争のころ、鎧は日本風でした。チャンプルー文化とは言いえて妙です。沖縄なのに真っ白い肌の人、毛むくじゃらの男性(これは多い)、南方体型の人、内地よりは多様な人たちで沖縄は構成されています。(と思っています)

これが「琉球民族」という言葉が一般に使われない理由だと思います。この件については今後も調べていきたいと思います。

いったん宿に戻って、ホテル敷地の高級回転ずしで腹ごしらえしました。 ショウガの乗った赤い肉はクジラです。

その後、函館のもう一つのメインイベント、函館山の夜景見物に向かいました。観光バスです。夕方から雪が結構な吹雪になり、キャンセル続出らしく、参加したのは4名でした。ロープウェイを降りると雪がやんでいました。 見事な夜景です。手前と奥がガスっているのは雪です。今日の函館は最高気温マイナス4度だったそうで、函館山が何度なんだかわかりませんが、相当な寒さと思われます。でも15分か20分の滞在時間では冷え切るまではありませんでした。

ホテルのすぐ前です。 Windows10のロック画面でみたツリーがありました。

ホテルの窓からです。時間によって色が変わります。 

ホテルの屋上には温泉があり、生まれて初めて、氷点下での露天風呂を味わいました。

北海道旅行1日目はここまでです。宿のラビスタ函館ベイは「朝食の美味しいホテル」でなんかのサイトで7年連続第1位だそうで、楽しみです。

初めての北海道 3泊4日の旅 二日目 に続く