アテモヤ

アテモヤです。

なんともパステルカラーのかわいい果物です。森のアイスクリーム という別名があります。

結論が先になりますが、その通りです。アイスクリーム味です。僕にとっては沖縄でゲットできる果物としては最強です。(高級マンゴーは食べたことないので、どっちの勝ちかわかりません)(でも、これも先に書いちゃいますが、アテモヤ、実は当たり外れがあるんです・・泣)

熱帯の果物ですから、追熟が大事です。

結構、高価です。立派なものは僕の知る露店の果物屋(チョー安い)でも500円くらいしますが(それより高くちゃ誰も買わないからだと思います)そんなのは買えません。200円から400円以下のものが写真です。(地元向け価格とおみやげ屋さん価格とネット価格が、以前紹介したカニステルよりももっと大きいです)

触った感じがフニャとなり、尖った所が黒くなったら食べごろです。

まず冷凍庫に入れます。いったん凍らせたあと、半解凍状態で縦2つに切り、スプーンで食します。(僕の好みの独自方法です。ご自身で試されるときは、ネットでお調べください)

以上、こんなにクドクド書くほど、その味は衝撃でした。でも、安い小さなアテモヤは2個に1個はハズレ、というのが僕の実績です。経験でいうと、350円以上にしておいた方が、いいみたいです。

「ん」から始まる言葉

もっとも一般的な「ん」で始まる言葉が「ンブシー」です。「ナーベラーンブシー」はウチナンチュなら分かります。 

「ナーベラー」はヘチマ、「ンブシー」とは味噌煮です。パパイヤ、菜っ葉もンブシーにします。島豆腐、アブラゲなどの他の具材と油で炒めてから、出し汁、味噌でしばらく煮ます。お店によって出来上がりは様々ですが、これが一番一般的かな。 ごく普通の食堂、はるみ食堂さんのです。

 

「ンジャナ」 「苦菜」です。写真は久高島の2つしかない食堂の1つの「ンジャナ定食」です。ンジャナのお浸しに、魚の切り身が混じってます。体に良さそうな味がしました。

「ンム」 芋 です。「ウム」と表記することが多いです。田芋(サトイモに近い)と書いて、「ターンム」と呼びます。

 このブログのフロントページ、メニューの「沖縄の食べ物」に取り上げた「うむくじぷっとぅるー」です。 これは僕のおススメ、首里の富久屋さんの「ンムクジプットゥルー」です。 ンム=イモ、クジ=クズ、プットゥルー=トロトロ・ネバネバ  これもお店によって、相当違います。トロミの強いスープのようなプットゥルーもあります。

「ンナシルー」 汁物です。文献によると、昔、貧しくて具なしの汁のことをンナシルーと呼んだ、と読んだことがあります。

ウチナンチュは、シリトリは「ん」で終わってはいけない、負けになる、という、そういうルールの遊びなんだ、と思っています。そう聞いたことがあります。