今さらですが 知った貴重な沖縄のサンゴ礁

先日、自衛隊ヘリコの宮古島での墜落事件がありました。お悔み申し上げます。

古くからの友人(毎年沖縄に一緒に行く友人です)からLINEがありました。「昨日テレビで見ました。墜落したのは、以前に宮古島から橋を渡って、空港の端で車を停めましたが、その目の前ではないでしょうか。とても綺麗な海を見た記憶があります。あの先はそんなに深かったんですね」

多分この光景のことだと思います。 友人の言うとおりでして、すぐそこでも100mの水深だそうです。沖縄の場合、遠浅で、なかなか泳げるところまで行けないところが多いのですけれど。

筆者ヘンデルは全くの素人ですが、調べてみると、どうも落ちたところは裾礁(きょしょう)の先か、島棚(insular shelf)の外だったようです。実はその先には沖縄トラフ(海盆)が口を開けているのでした。

ちなみに宮古島の南側には南西諸島トレンチ(海溝)があります。オマケですけれど、西表(いりおもて)、石垣、宮古から本島に続く琉球海嶺(琉球弧)には、途中に慶良間ギャップがあります。

さてそこでサンゴ礁の成り立ちですけれど、これは「理系地理マスターひろ」さんのブログで「受験地理B短期マスター塾」をご覧ください。https://juken-geography.com/systematic/coral-reef/ です。(勝手に紹介させていただきます。お許しください) 裾礁(きょしょう)、堡礁(ほしょう)、環礁(かんしょう) の違い、さらに世界の分布図が載っています。

まず環礁といえば、ゴジラの故郷ビキニ環礁をすぐ思い出すのはトシのせいでしょうか。あんな綺麗なところで核実験なんて、ざけんじゃねーぞ、と思っております。

堡礁で即、思うのはクレートバリアリーフですね。オーストラリアのほんとにグレートな広さの堡礁(バリアリーフ)です。

裾礁ですが、受験地理B短期マスター塾サイトのサンゴ礁分布地図をご覧いただくと、裾礁は沖縄に集中していることがわかります。 世界には環礁が集中しているところ、堡礁が集中しているところ(グレートバリアリーフ等)があるのですが、裾礁については沖縄が世界の中で圧倒的な密度の高さです。

裾礁とは、中央島のまわりに、海岸からすぐサンゴ礁が存在している状態です。つまり、沖縄近辺は海岸から続くサンゴ礁をシュノーケリングで、ダイビングで、すぐそこで見て、楽しむことができるのです。それが世界的に見ても沖縄に集中しているんです。

なにか、沖縄のサンゴ礁や、サンゴが砕けてできた真っ白な砂浜が愛おしく思えてきました。

慶良間で潜った時の写真で、左は古くからの友人、下は海亀のシッポ(?)です。

果報(カフウ)バンタ(崖)から望む裾礁です。遠浅が続いて、その先白波が立って、その向こうの海が青いのは、サンゴ礁が終わって、一気に深くなるからだと思われます。沖縄はこうした海底地形がほとんどです。

例外が南大東島です。隆起環礁というそうです。サンゴ礁が隆起してできた島である証拠は左下の写真、地面の石灰岩です。貝の化石がいくつも混じっています。 環礁全体が隆起したので、右の写真のように、海岸がなく、断崖で囲まれています。フェリーの乗り降りはクレーンで吊って行います。釣りをしている人に聞いたら、ほんの15m先は水深50m!だそうです。

いやー、沖縄って、ほんっとに良いところですね~!(水野晴郎さん風・・フルッ)

続・町田の春景色 +前橋の春

4月6日のしだれ桜です。

お隣の大和市の「さくらの小道」です。

4月10日八重桜です。

ハナミズキと、見事なツツジです。

右はシャクナゲです。

4月10日の八重桜ですけれど、房と呼ぶのか、ソフトボール状と呼ぶのか・・・ たぶん「関山」という品種です。

4月10日、お散歩コースの境川沿いのスイバと菜の花です。右は河津桜のサクランボです。ネットによると、黒くなるまで熟れても、美味しくないそうです。

下は4月11日のシャクナゲと八重桜です。

拙宅のチューリップ、「バレリーナ」が満開になりました。遅咲きです。スッとした立ち姿にオサレなトンガリ花びらが特徴です。

4月20日、前橋市の敷島公園バラ園に行きました。前橋に所用がありまして立ち寄ったのですが、もう2週間ほどあとで、満開になると思われます。

600種、7000株と書いてありました。以前訪れたことがありまして、ゴールデンウィークには、そりゃ凄いもんです。

牡丹は満開です。見事です。

オマケです。南町田グランベリーパークの109シネマ前の巨大AR画像です。筆者だけが映るのって数少ないタイミングなもので。。 つい。 ご笑覧ください。

町田の春景色 2023

1月20日、梅がほころび、2月12日には境川沿いの河津桜が開花しました。もうすぐ、春です。

2月27日、拙宅の玄関アプローチの細長い花壇にチューリップが芽吹きました。春は間近です。

真北に向いていて、西日が夕方当たるかな、というくらいの厳しい環境です。さらに今年は毎日霜柱が立つ状況で、心配していました。この芽吹きはとても嬉しかったです。

3月15日には、境川沿いのツクシが絶好調になりました。春が始まりました。

3月20日恩田川の桜が三分咲きになりました。同じ日、カワセミを目撃しました。(携帯カメラなので、ちっちゃいです)

恩田川遊歩道です。桜の回廊が3キロほども続きます。両岸なので、往復すると6キロです。 妙に人懐こいハクセキレイが寄ってきました。

3月22日のハナニラと29日のスノーフレークです。どちらも「都有地」のフェンスの中なので、誰も手入れもしないし、できないという場所で、元気に咲いています。

 

3月29日、ゼンマイを発見しました! これには驚きました。南町田グランベリーパークのホームの法面です。この駅にはスヌーピーミュージアムがあります。

同じく3月29日には紅白の桃の花が満開です。30日、行きつけのラーメン屋さんで並んでいたら、街路樹の根元にスミレの花一輪です。 久しぶりに見ました。

4月1日、いよいよ恩田川の桜が満開です。

一部では花筏が始まっています。下流に行くと花筏に緋鯉、鴨も見られました。筆者は、この緋鯉と鴨とは去年からの知り合いです。

この緋鯉と鴨は仲が良くて(ホントのところは知らないけれど)いつも一緒にいます。(多分、エサをくれる人がいて、それを鯉も鴨もどっちも狙ってるから・・かな?) かわいいので、去年の動画をご覧ください。

4月4日、ついに拙宅のチューリップが満開です。春だぞ~っと実感します。

4月5日、そばの小学校の外構の花壇です。ネモフィラです。

4月5日、町田の桜はまだ終わりません。(正確には境川の向こう側なので、大和市の遊歩道ですけど)八重桜はまだ五分咲きです。

「桜は人に見られるように下を向いて咲く」と言います。八重桜や、しだれ桜は下を向いて咲くことがわかります。梅と違って花柄が長いので、八重だと重くて特に下を向くのではないかと思っています。←素人考えです。

失業(引退?)すると、こんな時系列(季節の移ろい)がわかっちゃうんです。

では、また。

宮古島、石垣島 見どころ

勤務先の同僚から「今年、宮古島と石垣島に行くんです。良いところを教えてください」と言われまして、ワードに打ち始めました。書いているうちに、こちら(ブログ)にアゲてもいいかな、と思いまして、紹介します。そんな事情で今回は写真ナシです。

離島の海は、本島とは間違いなく一段違います。

でもご存知の通り、とにかく晴れること。雲があっても明るいことが必要です。

宮古・石垣で、僕にとってサイコーの観光場所を紹介します。

宮古島

  • 池間大橋を渡って、池間島から、橋と大神島を眺めた時の海の色。

ここの海の色は格別です。僕の人生三大ビックリの1つです。(当時、人生二度目の「ビックリ」でした)

初めて見た時、シビれて「なんじゃこら」を10回以上連発、しばらく動けませんでした。

石垣の川平湾と双璧です。どっちがいいのかは、人それぞれだと思います。

伊良部島、下地島への橋はいずれも見どころです。

  • 東平安名崎灯台

駐車場から灯台までの海岸線の景観、灯台を登った最上階からの360度の景色。

灯台は2周しますよ、きっと。動画を撮りながら3周目を廻ると思います。

  • 前浜、砂山ビーチは鉄板です。

通り池  とろけそうな甘い海の色に慣れた目で「通り池」を眺めると、深い青が新鮮。

※ なぜ宮古にドイツ村があるのか、ご自身でお調べください。いい話です。

ついでに久松五勇士もお調べください。 人頭税石なんてものあります。

(いずれもオタク向けですので、通りがかったら見てみる? でいいです)

石垣島

  • 川平湾 

美しさはなんたって、ココです。 間違いありません。 船が宙に浮いて見えます。

  • 玉鳥崎展望台

沖合のリーフを挟んだ海の色の違いが見事。

  • オヤジお気に入りの店 「箱亀」

Tシャツ屋さん。僕の周りのオヤジはみんな(3人だけど)お気に入り。

それぞれお気に入りの柄がヤールー(家守)、箱亀、マンタ、と違うのが絶妙というかビミョー。

店員さんがちゅらさんだ、という理由は否定しません。

僕は今年は東大東島行きで、石垣には行けないのでネットでお取り寄せしました。

アクセも少しあるし、時間があれば寄ってみてください。

  • 石垣は周りの島がいい味出してます。 「離島の離島」といいます。

竹富島  マンタがいるそうです(僕は竹富では潜ったことがありません)

白い道を牛車に乗って巡り、次回は自分の足で歩きたくて・・・ 竹富にハマります。

展望台があって、そこに上って周りを眺めると、「ここか~」と納得します。

屋根の上に小さなシーサーが座り、壁には魔除けの水字貝が掛かっています。

白い道にアカバナー(ハイビスカス)、ブーゲンビリアが鮮やかで、とてもいい感じです。

※主要な道は観光用でしょう、白い砂を撒いているのは間違いありません、けど、勘弁してください。

西表島

日帰り可能です。その昔、カヤックでジャングルツアーをしたことがあります。

去年、お泊りしての星空ツアーにシビれました。 これが人生三大ビックリの3つ目です。

ただし、当日行く前に天気とフェリーの運航状況には注意! 一応外海です。波が高かったり風が強いと、港が変更になったり、行ったけど帰ってこれない、とかありえます。

以下は良いところだけど、1度行けばいっかなレベル(1度は行っておきたい、とも言います)

由布島

海を水牛に引かれて渡ります。一度は乗ってみたいっしょ。

オジーの三線と唄を聴きながら。(歌わされます)

小浜島

ドラマちゅらさんの舞台です。

※サガリバナ  8月ならまだ咲いていると思います。ぜひ探してご覧ください。(ご存知ないなら、探す価値があります) 朝には落ちてしまいます。夜が見ごろです。

でもそんなに貴重なものではありません。那覇のモノレールの駅前や、安里の飲み屋の横丁にも咲いています。

※星砂  ご自身で探してみてください。国産のものは白くて小さくて、1mmあるかなしか、です。

すごく綺麗で可愛い。お土産屋さんで、瓶に入ってる茶色くて大きいのは輸入だそうです。 

(西表島の星砂の浜の出口にいた、屋台のお土産屋さんのオヤジによると)

※あと、僕の場合は・・ 石垣の具志堅用高記念館! 具志堅さんはホントに凄い人なのよ。

○宮古じゃないと入手困難なお菓子

   モンテドールのバナナケーキ (宮古地元民の定番。 本島でも知ってる人は多いです。那覇のスーパーでも、たまに見かけることがあります)

   うずまきパン (本島にもありますが、宮古が本家。 とにかく甘いし、大きいのでお土産には不向きかな)

   ぱなぱんぴん (多良間島のお菓子ですが、そんなに美味しいものではありません 本島の人でも知らない人は多いです。 沖縄通と思っている人に、ウケ狙い)

○ロイズ石垣島 

   これなら間違いないんだけど、東京でお取り寄せできちゃう。

※なんか、石垣でしか入手困難なお菓子・お土産って思い浮かびません。

今は辺銀(ペンギン)食堂の石垣島ラー油もスーパーに並んでるし。 お取り寄せもできちゃうみたい。 

余談:那覇に辺銀食堂の支店があって、その名も「子ペンギン食堂」 かわいいしょ。

○宮古・石垣には、知名度が低いんだけど伝統菓子で美味しい、ってお菓子はないようです。

 那覇にはいくつかあります。

 今思ったのですが、歴史が背景かな、と思いました。

 那覇には王様がいました。王様のパティシエ、新垣親雲淑規(あらかきぺーちんしゅくき)なんて人がいて、橘餅や花ぼうる、ちーるんこう、といったオリジナルのお菓子で王様と柵封使(中国からの使者)をもてなしました。

 でもその頃、離島は酷税に苦しんでいたのです。

自分で作った黒糖を食べることなんてありえなかったのです。

・・・・・ 本日気づいた、我ながらスルドイ考察でありました。

2018年西表島旅行(その4)

朝、ホテルの朝食も取らずに送迎バスでフェリー乗り場へ。すると驚きの知らせです。上原港発石垣行きフェリーはまた欠航とのこと。僕たちが来た昨日しか動かなかったのです。なんてラッキー。そういえば、昨日の夜は上空の風が強かったもの。おかげで綺麗な星空を眺められたわけです。

大原港からはフェリーが出るということで、迎えのバスにのって約1時間。そういえば、西表島は、道が島を一周していません。途中で行き止まりになります。昨日ドライブしてて分かったのですが、道の突き当りからは船が出ているのです。集落と集落は船で行き来する環境なのでした。

フェリーは順調に進み、石垣着。その後竹富島に渡ります。

これが竹富島です。

ん~、希望通りの竹富島です。

屋根にはチョコンとシーサーが乗り、外壁には水字貝。壁に2つ並んでいる、角のはえた貝のことです。これは沖縄では魔除けです。貝殻の穴から魔物を吸い取ってくれるのだそうです。

白い道に満足しました。

西桟橋に行きました。

竹富島の海です。
満喫しました。満足しました。

石垣島にもどり、飛行機までの時間、そばを食べて、箱亀というTシャツ屋さんに行きました。

そもそも、もう一人のとても仲のいい友人がこの店の「やーるー」柄(ヤモリ柄)のシャツがお気に入りなのです。

前回石垣に来た時には、お金を託され、ヤールーのTシャツを買ってきてくれと頼まれたのです。

その際私も「箱亀」柄のTシャツにハマってしまいました。

ハマったのは私だけではなく、今一緒にいる友人は後日ネットでお取り寄せしていたのでありました。

というくらいのオヤジキラーのTシャツ屋さんなのであります。店員のおねえさんが別嬪さんだから、という理由もないではありませんが、が、が・・・

以上で西表島旅行を終了し、石垣空港から羽田直行便で帰ったのでありました。たった2日のことです。なんて実の詰まった時間だったのでしょう。 友人は羽田で乗り換えて、岡山までまた飛んだのでありました。・・お疲れさました。

2018年11月西表島旅行(その3)

ネットで見ると、上原港便が今日は運航しています。台風で1週間以上欠航が続いていたのすが、今日は運航。素晴らしい。

実は私の相方、友人は岡山県民で「晴れの国」出身の晴れ男を自称しているのです。さすがは、というところです。

まずは石垣の海です。

石垣空港からダッシュでフェリー乗り場へ。フェリー乗り場の海の色がすでに違います。

そういえばフェリー乗り場のお弁当の値段に感激。

ご覧のとおりの青空の西表島に到着です。

西表の海の色です。宮古や石垣と、やっぱちょっと違う、どっちが良いじゃなくて、色味が違う気がします。

お昼は八重山そばに野菜を載せたものです。沖縄のそばらしくコシのあまりない麺でした。

さていよいよケービングのスタートです。

「濡れてもいい服ですね」と聞かれ、普通に「いいですよ」と答えました。

私も友人も岡山育ちで、鍾乳洞は珍しいものではありません。岡山には井倉洞、満奇洞があり、何度か行ったことがありました。

しかし頭にランプをつけて行くなんてことはなく、せいぜい頭をかがめるくらいのことでした。

さて西表では・・・

滑ってころんで、ジーンズには泥がベッタリ、肘まで泥が・・・

最後は水の流れる中、四つん這いで進まないと抜けられない穴をくぐりぬけました。友人はパンツまで水につかりました。

この年になって、こんな態勢で水に浸かりながら苦しい思いをするなんて・・

濡れてもいい恰好ですね、という確認ではなく、「濡れますから着替えを持ってきてください、持ってますか?」と訊くべきだと思いました。

まあしかし、面白かったです。何より、今までやったこともなければ、今後やることもないだろう体験をさせてもらいました。ありがとう、です。

星砂の浜に行きました。星砂を自分で見つけることは何年来の私の夢でもありました。何度か本島や離島で探しましたが見つかりませんでした。今回、西表の星砂の浜ということで、きっと見つかる、と思っていました。

ありました。だけどとても小さく、最初の感想は「残念」でした。

星砂の浜で星砂を売る!?というお土産屋台が一店だけありました。そこで売っている星砂は本島のお土産屋さんのものと同じ、茶色くて立派な大きさでした。

「こんなのなかったよ。もっとすごくちっちゃいのしかなかった」と言うと、おじさん、「これは輸入だから」とのことでした。

これが西表の星砂です。チョーちっちゃい。1mmちょっとしかありません。でもだから愛らしく思います。ひょっとしたら今までも、見ていたのかもしれません。お土産屋さんで売ってる星砂が見つからなかっただけで。

さて、ホテルの部屋です。気持ちの良い部屋です。

部屋のベランダで酒など飲みつつ休憩しました。(私は喘息持ちで禁酒してます) 11月という沖縄にはベストシーズンらしく(あと3月もいいです)気持ちの良い空気と温度と夕焼けでした。ただちょっと星空ツアーにはご覧の通り、雲、多いんじゃね?と気にしてました。

さて、夜も更け、いよいよ星空ツアーです。これがまた晴れ男の本領発揮、たまげるほどの、ものすごい威力で満天の星空となりました。台風の影響で昨日までフェリーが欠航する天気だったのですが・・・

ツアーの車が目的地に着き、友人が先に降りたのです。降りる途中で彼は夜空を見上げ、「お、お~・・・」と言葉を失いました。天の川が普通に見えているのです。これは衝撃。

パイナップル畑の真ん中でクルマをとめ、シートを広げてゴロンして星空を見上げます。 残念ですが、カメラは携帯しかなく、星空は写せません。こちらのポスターでご勘弁。星空保護区なんだそうです。

端のほうには雲もあるのですが、上空には風が結構あって、眺めているうちに流れて行きます。流れ星がピュンピュン飛びます。狙ったわけではないのですが、新月で、まさに満天の星です。色んな星が見えすぎて、わかった星座はカシオペア座だけでした。

私の人生には過去2回、息をのむ経験があります。今日が3回目です。人生3大ビックリと呼びます。 ・・そのうちの2回は今日の友人と一緒でした。

後日談ですが、友人とのLINEで「人生3大ビックリだった」と書くと、彼から「人生10大ビックリを目指そう」と返事がきました。私はこのセリフにシビれています。彼はこんな、大きな優しさを持っているのです。

星空に後ろ髪を引かれながら、ホテルに戻る途中、ライトに照らされ道にボコボコ盛り上がりの影が・・  降りてみると

ヤシガニです。

星空ツアーが雨の時、夜のジャングルツアーに切り替えて、ヤシガニを探すのだそうですが、僕たち両方見れて、ラッキーでした。

コイツの甲羅はとても固く、ヘタするとタイヤがパンクするそうです。

茹でて食べたら美味しそう、なんて思ってはいけません。野生種には毒があるそうです。 下は資料映像です。

以前の那覇市内の居酒屋でのヤシガニです。正直あまり美味しくありません。

さて、今日のところはこの辺で。明日は竹富です。

2018年西表島旅行(その4)に続く  

初めての北海道 3泊4日の旅 最終日

まず北海道大学に向かいました。

まるで公園です。

 子供たちが遊んでいました。

古河講堂です。 古河財閥の寄付だそうです。

総合博物館です。 期待通りの充実ぶりで、丹念に見てまわりました。

ナウマンゾウです。

なんだか忘れました。

一服して, 

農学部のソフト食して

外に行ってポプラ並木です。 

素敵なところです。

北海道大学をあとにして、向かったのは大倉山ジャンプ場です。地図で数キロだったので、時間節約のためタクシーで向かいました。

 上から見ると目が眩みそうなエスカレーターです。

 ジャンプ場全景です。

ナショトレ 

リフトで登ります。

 踏切台です。

てっぺんです。 選手は海に向かって飛んで行きます。

帰りは怖かった。まるで垂直に降りて行きます。

札幌オリンピックミュージアムに行きました。

お子様向けかもしれませんが、他にお客さんもいなかったので、ジャンプのシミュレーターをしっかりやらせてもらいました。137mのジャンプで、係のお姉さんは「立派です」と言ってくれました。ボブスレーの体験シュミレーターもありました。一人でしたけど、やってみました。画面のカーブに合わせて体重を右に左に動かすのです。スケルトン、リュージュなどとともに体験してみたいスポーツの一つだったので、満足しました。

真央ちゃんのスーツです。

日の丸飛行隊(笠谷・金野・青地)の板です。(知ってる人は減ったでしょうね)

ということで、初めての北海道旅行は終了しました。

お土産の数々です。

初めての北海道 3泊4日の旅 三日目

今日は札幌発の「旭山動物園と青い池バスツアー」です。12月の平日金曜なのに、15名の参加でした。

さて、動物園入り口からの光景です。

とにかく、このシロクマ君にしびれてしまい、シロクマ君だけで31枚も写真を撮ってしまいました。

 TVの映像で、プールにザブンと飛び込む絵がよくありますが、あれって実は・・ 水槽の前にいる僕たちの頭が水の上に出てて、アザラシだと思って本能的に飛び込んじゃうんだそうです。・・あ~、そうだったの。。

でっぷり太ったアザラシ。僕みたい。

 タヌキと目が合ってしまった。

木のコブが2つあると思ったら フクロウでした。

残念ながら金網に焦点が合ってましたが、あまりの可愛さに削除できず、掲載します。

キタキツネって巣穴であったかくして寝るのかと思っていましたがこの通り。 雪のなかでも平気なようです。

旭山動物園内です。 広い園内ですが、散歩するのもいい感じです。

ただ、残念なことが1つ。公園内レストランで最安値メニューがこちら。 旭川ラーメン、1,000円です。これがガッカリ。観光地料金とは言え。。 旭山動物園の入園者数はピークから半減したそうです。こんなことするからじゃないか、と毒づいています。今年はパンダでもっと減るでしょう。こんな事しちゃ、いかんな~。食いモンの恨みは恐ろしいんだから。

それはともかく、JAの美瑛選菓に寄って、いよいよ青い池です。つもりとしては、12月上旬はまだ氷っておらず、周りは雪で白く、青い池が眺められると思っていたのですが、今年は寒く、もう真っ平の真っ白らしいのです。ちなみに青い池は地理的には「水たまり」なのだそうです。

バスの車外気温を見るとマイナス11.4度です。どんな凄いことかと思いましたが、体感はそうでもありません。着る物着て、履くものを履けば大丈夫、ということでした。ユニクロの極暖は凄い。ユニクロの「今日は暑いからもう1枚着る」というのは信用していませんが、極暖は効果大だと思いました。

青い池です。 綺麗。

照明の色が変わります。

その後、白ひげの滝に行きました。 滝壺は青いそうですが、夜ですから見えません。水煙が上がっています。これ、空気が冷たいので、湯気なんじゃないでしょうか。

夜10時、ホテルに到着し、三日目を終了しました。

 

初めての北海道 3泊4日の旅 最終日 に続く

 

初めての北海道 3泊4日の旅 二日目

ホテルの窓から見る朝の函館山です。

楽しみにしていたラビスタ函館ベイの朝食です。 イクラ盛り放題です。お代わりしたいのですが、「もう入らん、これをトシと言うのか・・」と思いました。

部屋には自分でコーヒー豆を挽くセットがありました。 美味しかった。

小樽に向かいます。 スーパー北斗です。飛行機との選択で、雪原を見たいとうこともあり、料金的にもグリーン車を奢りました。

 鈍色の海です。

小樽は駅から海が見えました。

 旧日銀小樽支店(歴史的建造物)です。

その中、窓口です。 

「誰が来るんですか?」と訊くと、館長さんが出てきてくれました。

「(民間)銀行が預けにくるんです。預金準備・・」 私にはこれで分かりました。「第一銀行や三井銀行がくるんですね。今は準備率はないけど」 日銀OBであることは明らかでしたので、ここぞとばかりにいくつか質問をしたのですがここでは割愛します。

日本銀行那覇支店は、予約なしで入れる見学室のある唯一の日銀支店なのですが、お土産グッズはありません。

ここ旧小樽支店は一応商業施設らしく、グッズ売り場がありました。小樽支店の建物の形をした箱に入ったクッキーを買いました。これが凝っていて、蓋を開けると金庫のフタがまたあるのです。

次は小樽運河です。

 雰囲気あります。

小樽市総合博物館の展示物の1枚です。 こんなに船があって、今の東京湾以上ですね。

下駄の爪掛けです。雪仕様なのかな。 こんなの、あ~、あったな~って感じで超久しぶりに見ました。

こんな大きな倉庫もありました。

売り家です。 二重玄関です。沖縄のコンビニを思い出しました。沖縄は台風の風対策なんですけどね。

 札幌に戻って、ご当地パンを買いました。北海道の人には懐かしいかもしれません。

札幌に戻って、夜です。地元居酒屋で食事して、時計台を見て、大通公園に行くとイルミネーションがありました。

ということで二日目が終了しました。

初めての北海道 3泊4日の旅 三日目 に続く

初めての北海道 3泊4日の旅 一日目

北海道には行ったことがありません。行くなら冬だろう、と思っていました。とは言え、最高気温がマイナス、とか想像がつきません。会社の北海道出身者に訊きました。首回りの保温と雪靴が必須とのことでした。

ネットで見ると、アイスバーンではスパイクというか滑り止めがないとダメみたいなことが書いてありました。一方で、道民であんなの付けるのは小学生だけだという文章もありました。そんなこと言っても滑って転ぶのは痛いし濡れるので、雪靴と合わせアマゾンで購入しました。

羽田から函館に入りました。まず向かうは五稜郭です。 この美しい形を見ることが今回の旅行の目的の1つでした。土方歳三が、榎本武揚がここで戦ったのかと思いを馳せました。。

箱館奉行所です。

私には珍しく、美しい雪景色です。

ラッキーピエロがありました。 ハンバーガーショップです。道南にしか出店せず、顧客志向で、地元ではトップシェアをとる戦略です。娘が自営業を始めるとき、ラッキーピエロの社長さんの本を買って、読ませました。

看板メニューのチャイニーズチキンバーガーです。

店の雰囲気はこんな感じ。  窓の向こうはフェリーです。

石畳の八幡坂です。

ナナカマドです。 函館は大火が何度かあり、街路樹に防火林として植えられたと聞きました。

高田屋嘉兵衛資料館に寄りました。北前船の高田屋です。私の貸し切り(他に誰もいない)でした。沖縄生活が長い私には、北前船が琉球まで来ていたことを知っています。昆布を中国に密貿易する中継地でした。でも高田屋嘉兵衛は来てなかったようです。

函館市北方民族資料館です。 ここも私の貸し切りでした。展示物は興味深く、アイヌの切り紙紋様は期待通りでした。

ここで大きな疑問が生まれました。アイヌ民族とはよく聞きますが、琉球民族と言わないのは何故だろう、ということです。

アイヌの言葉の日本語との対照表をみると、一つ一つの単語は私にはまったくわからないのですが、文法が日本語と同じなのです。英語や中国語は「主語+述語+その他」の順序ですが、日本語とアイヌ言語は同じ「主語+その他+述語」という順序なのです。

ウチナー口(沖縄方言)も同じです。聞いただけではヤマトンチュ(本土人)の僕には理解不可能なのですが、文法は同じです。この点について、資料館で説明を求めましたが、「今日は学芸員がいない」とのことで話は聞けませんでした。

そもそも民族って何でしょうか。そっちの方はまったく知識がありません。思わずその場でWikiを引きました。

民族とは土地・血縁・言語・宗教・伝承・社会組織などの文化的特徴で区別される共同体だそうです。でも一致しない場合が多く、民族概念への帰属意識なんだそうです。

6年間のオタク沖縄生活のなかで知っています。上記の文化的特徴という点では琉球は十分だと思います。でも、立場によって感じ方は違うと思いますが、20歳前後から50歳前後のウチナンチュ(沖縄生まれの沖縄育ち)から民族という言葉を聞いたことがありません。

素人の私の意見としては、沖縄の混血度合いの高さと開放性のような気がしています。琉球は北海道の昆布からマレーシアの胡椒、紫檀まで海洋交易が盛んでしたし、中国や朝鮮半島から多くの人が渡来し、定住しています。約600年前の三山抗争のころ、鎧は日本風でした。チャンプルー文化とは言いえて妙です。沖縄なのに真っ白い肌の人、毛むくじゃらの男性(これは多い)、南方体型の人、内地よりは多様な人たちで沖縄は構成されています。(と思っています)

これが「琉球民族」という言葉が一般に使われない理由だと思います。この件については今後も調べていきたいと思います。

いったん宿に戻って、ホテル敷地の高級回転ずしで腹ごしらえしました。 ショウガの乗った赤い肉はクジラです。

その後、函館のもう一つのメインイベント、函館山の夜景見物に向かいました。観光バスです。夕方から雪が結構な吹雪になり、キャンセル続出らしく、参加したのは4名でした。ロープウェイを降りると雪がやんでいました。 見事な夜景です。手前と奥がガスっているのは雪です。今日の函館は最高気温マイナス4度だったそうで、函館山が何度なんだかわかりませんが、相当な寒さと思われます。でも15分か20分の滞在時間では冷え切るまではありませんでした。

ホテルのすぐ前です。 Windows10のロック画面でみたツリーがありました。

ホテルの窓からです。時間によって色が変わります。 

ホテルの屋上には温泉があり、生まれて初めて、氷点下での露天風呂を味わいました。

北海道旅行1日目はここまでです。宿のラビスタ函館ベイは「朝食の美味しいホテル」でなんかのサイトで7年連続第1位だそうで、楽しみです。

初めての北海道 3泊4日の旅 二日目 に続く