5月4日 南町田から境川河口の江の島まで歩きました。去年は境川を源流から河口までを3日に分けて歩いたのでした。

年に1度、ゴールデンウィークの3連休を使って、ロングマーチ(と筆者は呼んでいます)を行っています。今年は4回目になります。筆者ヘンデルは歩くのは好きなのですが、いつも音楽を聴きながら歩きます。音楽がないと、散歩もすることができません。

初回は、境川沿いにこだわって、遊歩道を歩きました。途中の道標には「江の島まで30km」と表示があったのですが、実は遊歩道沿いにはコンビニがありません。これはトイレが無い、という事と同じ意味です。行程は30kmを超えますから7~8時間勝負です。1日に何回かはお世話になります。お昼だって食べなくちゃなりません。

遊歩道からコンビニの距離が1km以上ある場合もあり(多くは)、それに川は曲がりくねっているので、初回はGoogle Fitによれば39km歩きました。境川河口にはたどり着きまして、目標は達したのですが、そこに見えている江の島まで渡る(渡って戻ってくる)気力が残っていませんでした。

それに懲りまして、2回目からは国道467号線(藤沢街道)を歩きました。コンビニはあるし、道は比較真っすぐだし。 すると、江の島に渡っても28kmほどでした。

今回は9時40分にノコノコ出発しました。南町田の拙宅からほんの数分で横浜市瀬谷区に入ります。左の高架は246です。さらに数分で神奈川県大和市です。藤沢方向の道標が出てきました。

その後、江の島までの距離が表示されます。この辺からイヤホンを取り出しまして音楽を聴き始めました。例年の経験で、スタートからワイヤレスイヤホンを使うと、バッテリーが1日もたないんです。7時間勝負ですから。かといって、コード付きを使うのは煩わしいんです。まずは「湘南乃風シングルベスト」の12曲から始めました。これから湘南に向かうので。

藤沢市に入りました。道標も「藤沢市街」に変わりました。

着々残距離が減っていきます。この辺りから、音楽をシベリウスの交響曲全集に変えました。第1番から始めました。去年はチャイコフスキーを1番から6番まで、マンフレッド付きで全曲聴いたのでした。

午後2時になり、お昼にしました。善行の「そば処名古屋」です。去年もこの店を利用しましたが、席まで同じでした。結構な偶然です。ゴールデンウィークで混んでいるのに。

源義経を祀る白旗神社と義経・弁慶像です。人出は、去年よりも相当賑やかでした。

今年の発見。伝 義経首洗井戸です。平泉から鎌倉に送られてきた義経の首は、頸対面の後、片瀬の浜に捨てられたそうです。それが 潮にのって境川をさかのぼり、白旗神社近くで里人がすくいあげて、この井戸で洗い清めたのだそうです。

「歩く」とこうした発見、出会いがあるのです。

江の島はもうすぐです。鎌倉まで2kmということで、江の島って昔、鎌倉だったんだよね~、と古いことを思い出しました。 右は藤沢市消防署本町出張所の消防車です。なんともオサレなナンバーです。こんな遊び心はいい感じだと思います。とても。

境川河口付近では桜が植えられていて、そのサクランボの多さに驚きました。サクランボができる品種、何でしょうか。右は到着のアカシです。オッサンですね。。

蕎麦屋さんで去年と同じ席は「あ、そう」程度でしたが、江の島に渡って大混雑のなか、右手のベンチで空いてるところに「やれやれ、どっこいしょ」と腰を降ろしたところがなんと、去年と同じ場所でした。これってなんか、偶然にしても出来すぎ、と思った次第です。

帰りに江の島から小田急江ノ島駅まで歩いた歩数と、南町田グランベリーパーク駅から拙宅までの歩数が加わって、43,796歩、30.9kmでした。

実は去年、境川を源流から河口まで、52kmを3日に分けて歩いたのです。1日は拙宅から河口まで、2日目は拙宅からJR線相原駅まで、3日目は相原駅から源流までの往復(これが結構な山登り)でした。当然山の中でして、四方八方からウグイスの鳴き声が聞こえました。これはクルマでブーッと行っちゃうと絶対聞こえません。下の画像はウグイスの鳴き声が、12秒のうちに2回聞こえます。

源流には看板が出てました。

このプチ冒険、体力が続く限り、続けます。

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