驚きの「チコちゃんに叱られる」

NHKで9月19日(土)「チコちゃんに叱られる」再放送で2つの驚きがありました。今回はその番組の紹介です。引用というか、丸写しなことをお許しください。

チコちゃんの問いかけは「ねぇねぇ岡村、お弁当のタコのウインナーって、どうしてタコなの?」でした。(だったと記憶しています)

その答えが凄い!「琉球王家の次男が少食だったから!」

これには私も見当がつきませんでした。

琉球王朝最後の王様「尚泰」、その息子が「光」、孫が「明」、その長男が「卓」、次男が「承」(つぐる)  ※皆さま敬称略で申し訳ありません。

承さんが子供のころ、食べることが嫌いで母の道子さんはお弁当に苦労したのだそうです。

唯一の好物が卵とキュウリのサンドイッチで、その付け合わせに当時の赤いウインナーを入れたのだけれど、当時の赤い皮は堅かったのです。それに滑る。

そこで縦に切れ目を入れて炒めたら、タコの形になった。これが始まりだそうです。

尚道子さんは料理のコンクールで優勝し、NHK「きょうの料理」のスタートから長年出演されたのだそうです。

さらに驚き。

道子さんの妹が、岸朝子さん。あの、料理の鉄人に出ていた「おいしゅうございます」の女性だったのだそうです。 名門の一族だったんですね。

尚さんちは琉球処分で東京に移されて、お怒りもあったと思うのですが、道子さんの父「明」さんは住宅公団副総裁になられ、日本独自の「ダイニングキッチン」という間取りを考案されたのだそうです。

尚家の皆さん、素敵です。上記のことを私の記憶として、また、たまたまこのブログをご覧になった方に知っていただきたくて記事にしました。

ちなみにですが、TVに出演された承さんは、とてもハンサムで俳優さんで通ると思います。

首里城が燃えてしまいました。戦争による破壊からの、守礼門、識名園などの復元の際には(みんなの募金とは言うものの)尚家からの寄付が相当大きかったと聞いています。

尚家の皆さんには感謝し、尊敬申し上げます。